宅建の勉強順番は?どの順でしたらいい?

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宅建士試験でまず何の科目から勉強したらいいのか?

一見すると何からやってもよさそうに思えますが、実は効率的な学習をする上である程度、勉強する順番が決まっています。

ということで、今回は宅建の勉強の順番について書いていきたいと思います。

勉強の順序なんて大した気にしないという人も、どの順番で勉強したらいいのかわからないと悩んでいるという人もぜひ読んでみてください。

他資格試験でもそうですが、思った以上に勉強する順番が大事だったりします。

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私が考える宅建の勉強順番はコレ

実は私は行政書士試験合格者なので、すでに宅建の範囲でもある民法をすでに学習済みでした。

つまり民法以外の勉強をすればいいということでした。

そのため、実はあまり順番は特に気にしませんでした。しかし全部の勉強を終えたときにどの順番が効率的か良かったのか考えてみました。

そのときに出た結論があります。

それが

権利関係→宅建業法→法令上の制限、税その他

だということがわかりました。

大方の参考書もこの順番で編集されているので効率的であることは間違いないと思います。

ちなみにこれはある程度、挫折しない自信がある人向けです。

完全に学習効率のみを重視したものです。

ただ、これは先ほど伝えたように、挫折しやすい順番とも言えます。

理由は権利関係、特に民法が一番難しいところだからです。

難しい科目を最初にやるとなると挫折する可能性が高いです。

特に初学者がいきなり民法をやると挫折してしまう確率が高いような気がします。

ということで当然ですが、難しいところをやるよりも簡単な方からやる方が挫折はしにくいと思います。

なので必ずしもこの順序でやる必要はなく、そこは臨機応変に変更していけばいいと思います。

具体的には「民法」と「税その他」を並行してやっていくなどの作戦を取ってください。

そうすることで、難しい科目があるけど、簡単な科目もあるんだということが分かると思います。

宅建士試験は科目ごとに難易度の差があります。

私が考える科目ごとの難易度の差は以下のようになります。

権利関係>法令上の制限>宅建業法>税その他

参考までにどうぞ!!当たり前ですが、一律に難易度が同じということはありません。また、難易度が拮抗しているというわけでもありません。

なぜ、学ぶ科目に順番があるのか?

学ぶ順番を考える上で重要なことは、各科目に関連性があるのかということです。

このことにより、効率的な順番とそうでない順番があるというわけです。

逆に言えば、関連性がなければ、順序なんて気にする必要はなく、好きな科目から手を付けていけばいいということになります。

宅建士試験には、この関連性が各科目間にあるのでしょうか?

勿論、あります。

その中でも特にあるのが宅建業法です。

宅建業法が最も各科目と関連性があるといってもいいでしょう。そして次に多いのが民法です。

関連性がある科目

関連があるのは権利関係と宅建業法です。特に民法の理解がないと、進めないということがあります。

ただ、全部が全部そうではなく、関連性が多すぎて勉強がまったくできなくなるというわけではないので安心してください。

ですが、民法の知識を前提にしていることもあります。

具体的に権利関係の中でも借地借家法はある程度、民法の理解が必要です。

民法を勉強していないと理解が厳しいのは、借地借家法では賃貸借契約との比較を問われることが多いからです。

当然、比較対象となる、賃貸借の範囲を理解しておかないといけません。

そして、宅建業法では民法の手付や瑕疵担保責任の範囲の知識が必要となってきます。

民法よりも宅建業者ではない相手方を保護してあげる必要があるため、宅建業法ではこの基準が相手方に有利となるように決められています。

まだ初学者の方は何のことやらと思っているかも知れません。安心してください、今はそんなこと知らなくても大丈夫です

民法の1~2割くらいが他の科目に影響してくる。

その程度で押さえておいてください。

さて、他の科目はというと、特に関連性はないと思います。民法しらなくても、進められるはずです。

税その他でも民法の知識はいりません。法令上の制限も同様です。

そして法令上の制限、税その他、この2つの科目の関連性もありません。はまったくの別物と思っていても大丈夫です。

これら2科目は基本的に知っているかそうでないかで解けるので、とっつきやすく学習の効果が表れやすいと思います。モチベーション維持のためにマスターするのもいいかも知れません。

よって、もし挫折しないように勉強したい人はこれら二つを先に勉強するというのも手です。

ただ、これら2科目を勉強したとしても、配点はそう高くないので、結局は手ごたえを感じるためには宅建業法の勉強を進めるしかありません。

最悪の場合は、手付とかそういう民法と関係する部分だけ学ぶという方法で宅建業法の勉強を進めていくという方法もあります。

こうすることで初期の段階でも比較的得点は取れるようになってくるので、モチベーション維持にはかなり効果的です。

これとは逆に宅建業法をまったく進めないというのはあまり良くありません。

理由は配点が高いので、宅建業法を後回しにすればするほど、いまいち得点が上がるずに手ごたえをつかめないということになります。それが自信喪失にもつながってきます。

とにかく、宅建業法は大事です。

宅建業法を制するものは試験を制する!!

そう言えると思います。

効率のみを考えた順番は冒頭にあげた例ですが、モチベーションにフォーカスしただけならば、宅建業法からやるのがベストだと思います。

すぐに点数は上がりますし、内容がそれほど難しくないという点が挙げられます。

まとめ

結局どの順番でやったらいいのかわからないと混乱しないためにもまとめてみます。

効率重視の勉強順番・・・・・・・・権利関係→宅建業法→法令上の制限→税その他

モチベーション重視の勉強順番・・・宅建業法→法令上の制限→税その他→権利関係

基本この二つに分けられると思います。

初学者にオススメなのがモチベーション重視型です。

そして融合した裏技順番は

権利関係(宅建業法に関連する部分だけ)→宅建業法→法令上の制限→税その他→権利関係(残りの勉強)という方法があります。

効率的重視がオススメですが、勉強は続けないと意味がありません。

合否を分けるのはなんだかんだで勉強時間です。

自分は絶対に宅建士試験に合格して宅建士になりたいのか?

そういったしっかりとした意思があるのかどうかでも勉強順番を決めてもいいと思います。

精神的に弱いという人はやはり得点が上がり易いモチベーション重視型で進めることをオススメします。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

参考までにどうぞ。

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