宅建でも他試験でもそうですが、合格までにはいくつかのチェックポイントがあります。
マラソンでいえば、給水所みたいなものです。
より、細かい目標となります。
大まかに分けて、私は3つあると思います。
まず一つ目は、すべての科目のインプットを終わらせるということです。
基本書となるテキストをすべて一周しましょう。
それが最初のあなたのやるべきことです。
というかこれをやらなければ、さらに前には進めません。
さらっとでもいいですし、熟読でもいいですから、とりあえず、テキストは一巡させましょう。
ちなみに宅建の基本書であれば、ある程度、丁寧に読み進めても、せいぜい、3日くらいで読破できると思います。
ただし!!!
ノートなどは取らないでください。純粋にという意味です。
そして、二つ目のチェックポイントです。
問題にあたることです。
一問一答などの問題に挑戦して、まずはどんな問題が出題されるのか?そして自分がどの分野に弱いのか?
ウィークポイントを確認して、対策しましょう。
あとは、1つ目のチェックポイントで説明したインプットの精度を高めましょう。
とにかく、問題にあたり、どの部分が大事で、試験に頻出されるのか?
これを身に着けていきます。
最後のチェックポイントは、過去問に挑戦することです。
過去問に挑戦することで、自分の実力を数値化しましょう。
これで、より自分の弱点が明確になりますし、自分の合格可能性がどのくらいで、自分はどのくらいの位置にいるのかがわかると思います。
さらには、躓きやすいポイントは参考書などを振り返り、知識の精度を上げていきましょう。
まとめると、このようになります。
1、インプット→2、問題に取り組む、3、過去問の実施→合格
となります。
よく問題先行型の学習方法が見受けられますが、あれは私は反対です。
確かに効率は良いかもしれませんが、やっていても面白くないからです。やっぱり、試験というのは理解していって、その理解があってからこそ、問題が解けるのです。
なんも知らない状態で問題を解こうとして、そのための最低限の知識を拾っていく、これをやっていて、面白いのか!?というのが私の意見です。