宅建、一か月前、1週間前という直前期の時点で過去問や予想模試で絶望的な点数・・・。
こんなんで受かるはずはない。今年はあきらめよう・・・。
なんてことがあると思います。私もこれに近い状況がありました。
そんな絶望的な時にできる応急処置的なことはどんなことなんでしょうか?
ちなみに確実に合格ラインを超える実力にするというわけではなく、合格可能性を少し上げるということです。
絶対に不合格にならないとは限りませんし、受験生の状況によっては、他に改善策があるかもしれません。その辺、注意してください。
応急処置的な勉強方法はコレ!?
それでは応急処置です。
まずは宅建業法に注力するということです。
これは直前期問わずにやるべき対策なのですが、絶望的であればまずは伸びしろのある宅建業法をやるべきです。
※もちろん、宅建業法が8割9割、解けている場合は他科目を優先すべきです。
もうひとつ、
それは民法を思い切って捨てるということです。
民法は幅広い範囲です。完璧にマスターすること自体、かなりの時間がかかりますし、配点も例年10点とそう高くはありません。
正解できるに越したことはありませんが、絶望的な状況ではこの民法に時間を割くのは得策ではありません。
なので、思い切って民法は捨ててしまいましょう。
その分、他の暗記でカバーできる税や法令上の制限に時間を注ぎましょう。
ここで注意が必要なのは、なにも民法捨てるというだけで、権利関係すべてを捨てるというわけではないということです。
借地借家法なんかは意外と稼ぎどころなのでしっかりとやりましょう。
最後に、インプットを捨ててしまいましょう。
アウトプット中心で行きましょう。具体的には過去問の一問一答演習をひたすらやるという方法です。
もし、一か月くらい期間が余っているのであれば、わからなかったところはテキストに戻るという方法もありだと思います。
そこはケースバイケースです。
以上です。
あくまでも、応急処置です。あらかじめこうならないために計画的に学習すべきです。
宅建は舐めれば落ちる資格です。不合格にならないためには余裕を持つくらいのスケジューリングが大切です。
世間一般、個人ブログなどでも短期間合格がいかにもすごい的なことで書かれていたり、称賛されることが多いです。
確かにすごいことにはすごいですし、マネしたくなる気持ちもわかりますが、学習計画を立て、計画通りに勉強する方が実はもっとすごいことだと思います。
短期合格にならないように、計画的に勉強することが大事です。
応急措置はあくまでも応急措置でしかありません。
合格後に綻びがあるかもしれません。つまり、付け焼刃のような知識では、実務のときに困ることがあるかもしれないということです。
そのことは肝に銘じましょう。