数年前に実は宅建士試験に挑戦していて不合格だった、でもまた新たに再挑戦してみる。
こういう人も中にはいると思います。
いわゆるブランク受験組である。私もそうでした。
果たして、ブランクはあっても大丈夫なのか?はたまたあった方が有利なのか?
それについて考えてみましょう。
私の考えはこうです。
ブランクはほどほどに・・・・
例えば、ブランクが1年もないという人ならばたいした影響もなく、むしろ初学者よりも有利なかたちでその年度の試験に臨めるでしょう。
しかし、これが3年とか空いたとなると事情が変わってきます。
ちなみに私は六年ものブランクがありました。
6年も開けて受験となると、結果ほぼ初学者と変わりませんでした。
確実に言えるのが、ブランクはできるだけ開けない方が良いです。
なぜならば、単純に覚えた勉強を忘れてしまうからです。私の場合、六年前勉強したことがまったくの無意味となっているのです。
ほぼ忘れていて、今回受験するのに、役に立ったということはほぼありません。何となくうっすらというのはありましたが、全然無意味でした。
つまり、あまりにも何年も間隔をあけるといいことはなに一つないということです。
なので、なるべくならば年度は一切あけず受かるまで挑戦し続けましょう。
年数を開けると非効率であることは間違いありません。
確かに、途中で割り切って諦めようと思うときがあるかもしれません。そのときはよく考えたうえで決断しましょう。しっかりとした決断がないと、また蒸し返して受験となると私のようになります。
ですが、何度も何度も受験となると青天井にもなりかけないので、最高でも3回受験くらいにしといて、それでも受かんない場合はいっそのこと諦めた方が良いと思います。
少し厳しい言い方をするかもしれませんが、3回以上受験して合格しないのは、ちょっと問題ありです。勉強方法やコツ以前の問題かもしれません。
基本的には、受験ベテランになればなるほど、勉強時間も積算されていくので有利なはずです。ただ、先ほどから説明している通り、間隔があいてしまうと意味がなくなってしまうので注意が必要です。
当たり前ですが不合格しないで一発合格するに越したことはありません。
もし、不合格になってしまって、まだ宅建士試験に未練がある場合は、すぐさま勉強を再開して2年連続受験という形をとった方が良いでしょう。
経験した私だからこそ語れることです。
確かに一発合格は素晴らしいです。でも考えようによれば、連続受験をすることでより多くの勉強時間が取れるということです。
その分、費用も掛かってしまうのは痛いことですが・・・。
ただ、注意しなければいけないのが法改正などです。宅建士試験はそこまで法改正の多い試験ではありませんが、やはり何年越しともなるとさすがに増えてきます。
そのたびに自分の情報に修正をかけていくのはあまり効率的とは言えません。
特に、民法大改正の影響がもうすぐ試験にも影響があることですから、ここ数年は一発合格目指すつもりで勉強した方がよさそうです。