宅建士試験、科目ごとの難易度順、攻略のしやすさをランキングしてみました。

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宅建士試験には簡単な科目と難しい科目があります。

当然と言えば、当然なんですが、中には簡単な科目で、配点が高いものまであります。

逆に配点があまり高くないのにも関わず、難しい科目という最悪の科目もあります(笑)

もちろん、配点が高くないのに難しい科目はあまり深追いしない方が良いに決まっています。

ただし、捨てはしないでください。

このことを知っておくと、楽にかつ効率的な学習が可能です。

それではそれぞれの科目を見ていきましょう。

まずは宅建の科目ですが、大きくわけて4つあります。それが以下の4つです。

権利関係、法令の制限、税その他、宅建業法です。

この4つの科目で、難易度はどうようになっているのか?

今回はそれについて、合格者である私が説明いたします。

知っておいて損はないと思います。また攻略のしやすさをあらかじめ知っておくことで、つまづいたときに、学習方法や方針の変更もできると思います。

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宅建士試験の各科目の難易度ランキング!!

では難易度から見ておきましょう。もちろん、私の中での難易度です。

まぁ、私基準ですが、そこまで受験生全体の基準とずれてはいないと思います。

難易度順で表すと以下のようになります。ちなみに左から簡単な順です。

宅建業法→税その他→法令上の制限→権利関係

になります。

特筆すべきなのは圧倒的に難しいのが権利関係だということです。それと宅建業法は簡単だということです。

その上、配点が高く、簡単な宅建業法を攻略するのが宅建の合格の秘訣です。

もはや常識かもしれませんが、宅建業法は絶対に攻略するということです。

とまぁ、ここまではご存知の人も多いとおもいます。

知らなかったちょっとやばいので、今頭にたたきこんでください(笑)

そして明日から実践してください。

税その他に関しては、暗記的な要素も多く、難易度は高くはありません。

テキストを1、2回読んで、過去問演習などをすれば、得点は上がります。

法令上の制限に関しては、こちらも暗記的な要素が多いです。特に数字などが多いのですが、税その他と違って、似たような事項がたくさんあり、混乱してしまいます。

そのため、浅い知識ではなかなか対応が難しく、深い知識が必要となります。

その点で難易度が異なります。

権利関係は士業化に伴い、さらに難化傾向にあるような気がします。

なぜ、権利関係が難しいかは、事例問題が作り易い点にあると思います。

言い換えれば出題者側が問題を何通りも作れてしまう点にあります。はっきり言って、過去問演習だけでは、本試験では得点できません。

根本的な理解がないと応用問題や初見の問題には対応ができません。

次に攻略のしやすさ順です。これも難易度と大差はありませんが、以下のようになります。

税その他→宅建業法→法令上の制限→権利関係

ただ業法と税その他が変わっただけです。

なぜ?宅建業法が税その他より攻略しづらいかというと、宅建業法は権利関係の知識が必要となってくるからです。

逆に税その他は基本、他の知識を要することなく、勉強できます。

税その他はほぼ独立した科目です。

建築や土地の知識なんかに権利関係や法令上の制限なんて関係あるはずがありません。そういった意味では、いつでも勉強ができ自由度の聞く科目といえます。

税その他は最初に勉強することもできるし試験直前にも勉強することができるのです。

そして覚える量的にも少ないです。

覚える量だけで言えば、税その他よりも宅建業法の方が多いかなとも思います。

税その他は一番攻略しやすい科目といえるでしょう。

たまに税その他は捨てるという人がいますが、私にとっては重要な得点源でもあるので、ご法度です。

ちなみにFP「ファイナンシャルプランナー」の試験でも範囲になっていますので、ダブルライセンスを目指している人はしっかりと勉強しましょう。

逆に言えばFP合格者であれば、税その他は初学者よりは有利ということです。

まとめ

簡単にまとめると、税その他と宅建業法が攻略しやすくもっとも得点につながり易い科目だということです。

ところが、人間というのは不思議なもので、難しい科目に固執して極めようとします。

例えば、一番難しい権利関係を極めようとする人がいますが、攻略しにくいうえに時間がかかるので、あまり割の良い科目とは言えないのです。

民法がわからなくて、極めたくなる気持ちは私にもわかります。

ですが、試験合格の鉄則としては攻略しやすい科目かつ配点の高い科目からやっていくことです。

そういった意味ではやはり、宅建士試験の最重要科目は宅建業法です。

第一、宅建士試験と名称となっているくらいなので、当然、宅建業法がメインということになります。

当然、実務でも宅建業法が大事になってくるでしょう。

このことを踏まえると、宅建士試験に合格するには、2つを守ることが必要です。

宅建業法を極めること、民法を深追いしないこと

です。

最低限、これは守るといいです。

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