民法以外は反射的に過去問を解けるようになる!!
まずはコレを目標に過去問演習を行うのが良いと思います。
反射的に解ける最大のメリットはもちろん時間短縮です。
試験にも制限時間があります。
時間を意識して解かないと、全問解ける知識はあったけど、時間切れで不合格ということも十分ありえるからです。
時間切れほどもったいないことはありません。
ひっかけ問題には注意する
ただデメリットももちろんあります。反射的に問題を解くあまり、ひっかけ問題に引っかからないようにしましょう。
過去問の焼き直しが多いといわれている宅建ではこのケースは少ないと思われますが、注意が必要です。
知っている数字があったからと言って、選択肢をすべて読まずにマークするのはやめましょう。
そして、もうひとつ注意しなければいけないのが、過去問すべてを鵜呑みにしないことです。
どいうわけかというと、過去問がそのまんま出るとは限らないということです。
宅建士、つまり士業になってから難化しているという情報もあるので、もしかしたら本試験の問題リニューアルという可能性もゼロではありません。
と言っても、宅建士試験は過去問がベースであることは間違いありません。
民法以外は・・・。
民法は、もともと反射的に解ける問題自体が少ないと思います。
事例問題はそれなりに思考しないといけませんから。一番時間がかかる問題と言っても過言ではありません。
基礎となる知識があって、その知識を現場思考で問題を解いていかなければいけません。緊張下の中で現場思考的な問題が出題されると本当にたまったもんではありません。
行政書士試験合格者の私ですら、テンパります。
なので、民法は宅建士試験でも一番の鬼門といえると思います。
民法対策は最後に解く!!
よく民法は最後に解こうとオススメしているブログやサイトも少なくないと思います。
私も最後の最後で本試験では民法後回し作戦でいきました。それまでは模試なんかでも順番通りに解いていました。
確かに最初にやればテンパってしまう気持ちが良くわかります。
一番、難解な民法をペースメーカにはあまりしない方が良いでしょう。
ただ、科目の順番を変えたということは同時にマークミスの可能性が上がるので、死ぬほどマークミスないか注意しました(笑)
結論:民法を後回し作戦は非常に有効だと思います。
他の問題は反射的に解けるくらいまでのレベルに達しているとそれだけ何周も過去問をこなしてきたという証拠でもあります。
つまりそのレベルまでに持っていく事が大事だということです。
合格することが最終目標です。泥臭くいくのもなんらかっこの悪いことではありません。
過去問演習は条件反射のごとく解けるようになりましょう。