宅建に落ちた・・・・
受験生の約8割はこの事実と向きわなければなりません。
私自身も一度不合格という苦い経験をしました。
宅建に落ちたと必要以上に悲観する人もいるかもしれませんが、私から言わしてもら言えば、そんなのどうもないということです。
不合格になったからと言って、人生終了なわけでもなんでもありません。
次に受かればいいだけです。
そもそも落ちる人なんてごまんといます。あなた一人だけではありません。
大事なのは失敗を生かすことです。
失敗したまんまだと失敗にしかなりません。ですが、これを成功に変換することで失敗が生きてきます。
私は宅建に落ちたことで、自分の努力不足や計画性のなさを自覚することで、それらを反省し、さらに上位資格である、行政書士試験に合格することができました。
そんな例なんて、腐るほどあると思います。
ということで、まず落ちた原因を探ることから始めてください。
なぜ自分は落ちたのか?
冷静に分析してください。
よく自分はあんだけ勉強してるのに駄目だったとか、舐めてたわけではないとか、そんな風に言う人がいますが、客観的にそういえますか?
私はこれまで、いろいろな方の学習の状況をツィートというものだけで見てきました。
もちろん、受験生を応援してきたとも思っています。
ツィッターの中でも宅建士受験生はたくさんいます。
ある方は、寝るまもおしんで必死になって勉強している。過去問も何周回してんだってくらい演習している、テキストと向き合い、問題とも向き合い、真剣そのものです。
本当に学習態度は尊敬するくらいでした。
当然、その方の自己採点の報告は合格なわけです。
一方、ツィートを見る限りで、全然勉強している様子はない、ただ直前期だけは必死になってやっている。そんな方もいます。
当然、私個人の目からみても結果は明らかなわけです。
でも本人は一生懸命やっていると言います。
ただ、私も全生活を見ているわけではないので、確かなことは言えませんが、客観的には全然、勉強量も勉強の質もよくないわけです。
本当に頑張ったかどうかは数字を見るのが一番です。
もし、学習時間を記録しているという人ならば、数字を見てください。
そして、数字を見た後はやったことを見直して下さい。
自分は何を一番がんばったのか、当然、まったく見当はずれなことを頑張っていたのならば、合格は厳しかったということになります。
勉強も沢山したけど受からないのは・・・情報不足
確かに勉強も頑張っていた、だけど不合格になった・・・・
ごくまれにこういう方もいるはずです。
その原因の多く、情報不足です。
まず、試験の問題を解く前に、試験そのものを知ってください。
それが大事です。
逆にこれができていないと、合格は厳しいです。
がむしゃらにやって、試験をパスするほど国家資格はあまくありません。
私も数々の資格を取りましたが、必ずと言っていいほど、試験の範囲や配点、攻略法などを下調べしてから試験に挑みます。
効果的な勉強方法であったり、そんなのパソコンやスマホで調べれば、もの数秒で出てきます。
もちろん、その中にはこの資格ならば独学でいけるとか、通学や通信講座じゃないと厳しいとか根本も考えます。
それらすべてを調べるのなんて、たった数日で済みます。
それを怠ると、極端な話、1カ月で合格できるのも、3カ月勉強しなければいけなくなったりと、オーバースタディをすることになります。
本来資格試験というのは最低限の力で合格するのが、理想です。
後は自己満足の世界であって、合格するためには合格基準点を超えればいいだけです。
情報弱者にならないことも試験をパスするうえで重要なことです。
以上のことを踏まえて、次年度は必ず合格するようにすればいいだけです。
1年無駄にはなったかもしれませんが、次ぐに生かせる失敗だったんだと割り切れば、宅建に落ちるくらい屁でもありません。