「宅建士試験 ノート まとめ方」などの検索でこのブログに来た人、まず初めに謝ります。
せっかくググったりしてたどり着いてもらったのに申し訳ございません。
ここにはノートのまとめ方なんて書いていません。
そもそも、ノートを取るという行為自体が無意味かもしれませんのでやめましょう。
というのもこのブログでは、まとめ方以前にノートを取ること自体を推奨していません。ブログ開設当初から一貫して主張しています。
宅建士試験、一切ノートとペンを使用していません。
もちろん、私は宅建士試験合格者です。平成29年度試験に40点(自己採点)で合格しました。
そんな私もノート、ペンは一切使用してしていません。
なぜかというと、理由は単純明快、時間がかかって効率的な勉強方法とは言えないからです。
えーっ、そんなという人・・・・では逆に聞きます。
なぜノートを取るのでしょうか?
これに明確に答えれる人はあまりいないと思います。想像の範囲内で返ってくる答えはきっと、「暗記のために」とか「書くことで覚えやすい」とか「体で覚える」
こんなところではないでしょうか。
いわゆる、作業をすることで覚えてしまおうという考えのもとやっていると思います。
では、それにどんだけ時間がかかるのでしょうか?
かなりの時間がかかるはずです。
問題はここです。ポイントは効率的かどうかです。
はっきり言って、ノートを取ることは非効率、この上ないことです。
自分でオリジナルノートを作ったところで、きっと大した確固たる記憶にはならないと思います。
確かにまとめながらノートつくるという記憶方法が絶対に間違っているわけではありません。
ただ、宅建士試験には合いません。
というのは、宅建士試験は択一試験だからです。簡単に言えば、マークシート式ということです。
記述はないので、書く能力は一切試されません。
専門用語も漢字で書ける必要は一切ありません。読めて意味さえ分かればそれでいいのです。
なので、試験で書くという行為は必要ないのです。
そして、中には自分のまとめ上げたオリジナルノートをテキスト代わりに何度も見直すという人もいるかもしれません。
これについて、基本書の内容をさらに要約した市販の参考書なりがあるので特に必要ありません。
ちなみに要点整理されている薄めの参考書は基本書とは別に1冊くらいは持っておいた方が良いと思います。
なにも自分でノートで作る必要はないのです。素晴らしいものが本屋においてあります。
そんなところに労力を割くよりは完成されたものを利用した方が効率的です。
とにかく、検索流入でこのブログに来てしまった方にはだますような感じになりましたが、私は、キレイなノートを作る時間があるならば、テキストを2回読む派です。
テキスト精読型に変えましょう!!
今すぐ、ノート作りの学習方法は捨ててテキスト精読型の勉強方法に変えましょう。
だらだらテキストを読むよりもしっかりと集中して読むことの方が大事なのは当たり前ですが、まずは全体を一周眺めるだけでもいいです。
そして、その後は必ず何度かは精読を入れてください、たったこれだけでテキスト全体の内容が理解できるようになってくるはずです。
そして、当たり前ですが、読むことになれるので、一度目よりも二度目、三度目とだんだんと一冊丸ごと読む回数も早くなります。
なので、より時間短縮することができます。
言い換えれば、読む時間が早くなる=それだけテキストの内容が頭に入ってきているということなのです。
そして、最終的にはテキスト丸ごと、頭に入っているという状態を目指しましょう。
圧倒的に書くよりはこちらの勉強方法の方が効率的です。
私の中ではこれが最強の勉強であります。
まずはそこを抑えておきましょう。騙されたと思って実践してみて下さい。驚くほど、知識が定着するはずです。
ただ、人間どういうわけか、どうしても読んで覚えづらいということがあります。
そういう時にだけ、書くという方法を取り入れるのも、良いでしょう。
また語呂合わせなど、独自の暗記方法を試すのもいいでしょう。
ただ、あくまでも勉強方法のメインは何度も読むという方法です。
私もノート取る勉強法からテキスト精読型に変えたおかげで一気に勉強が捗り、続けられるようになり、行政書士試験、FP3級など数多くの資格試験に合格することができるようになりました。
資格試験に合格できない理由は突き詰めるとたった一つの理由でしかありません。
それは、勉強時間が足りないからです。
なぜ足りなくなるのか?
続かなくなるからです。
逆に言えば、続けるような勉強方法であればいいわけです。
もし、ノートを取ることに苦痛と考えているのであれば、読めばいいだけです。
それでだいぶ変わってくると思います。