宅建士試験、学歴はあまり関係ない理由 中卒でも合格できる!!

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宅建士試験は基本的には誰でも受けれます。中卒であろうが、高校中退していようが受験可能です。学歴で受験制限はありません。

法律系の資格は受験制限ないことが多いです。行政書士試験も司法書士試験も受験資格はありません。

これは受験資格の話ですが、実際に合格できるかどうかは別です。では学歴で受かりづらいということはあるのでしょうか。

例えば、中卒は不利だとか、高卒だと有利だとか、さらには大卒だとほぼ合格するだとかです。

大丈夫です。その心配は無用です。

中卒でも、高卒でも合格します。

そして有利、不利はあまりないということです。

ここが宅建士試験の良いところではないかとおもいます。

中学の勉強や高校の勉強の持ち越しはほとんどないと言ってもいいとでしょう。

というのも、ほとんどが初めて勉強することだからです。義務教育や高校教育に宅建業法なんて必修であるはずがありませんよね?

というわけで、基本的には学歴に関係なく受験生はみんなハンデなしのスタートとなります。

ただ基本的にはという点です。

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初学者よりも有利な人って?

ただ、唯一有利かなと思えるのが、「法学部」卒あるいわ在学中の人だと思います。

あとは私のような法律系資格の合格者です。

これはもちろん、民法学習者という点でアドバンテージがあります。

それ以外はあまり有利、不利はないと思います。

なかなか不動産の税を学んだり、建築関係の知識がある人はいないでしょう。もし、それらに詳しいとしたらどんだけ博学よってレベルです(笑)

あと忘れていましたが、ファイナンシャルプランナーに合格している人ならば不動産の税なんかは学んでいるはずですから、多少は有利です。ただごくわずかなアドバンテージにしかならないと思います。

というわけで基本的には宅建士試験の受験生のスタートラインはみな一緒というわけです。

行政書士試験は学歴の差がある!?

これに対して、行政書士試験は違います。それは一般知識があるからです。これはもはや、中卒の人は圧倒的に不利な状況となります。

なぜならば、公務員試験の一部のような問題が出題されるからです。

宅建士試験にはこの一般知識がありません。

おそらくこれがあれば、宅建士試験の合格率は万年一桁台になると思います。

ところでさっきから有利、不利はないといってますが、実はまったくないとは言えません。

それは基礎学力があるからです。中卒でまったく勉強してこなかったという人であれば、そもそもボキャブラリーがあまりありません。

これがどういう結果をもたらすかというと、他の人ではつまづかない用語に引っかかってしまうからです。

例えば、未満、以上といった用語でつまづいてしまったりだとかです。

この用語を見ても何ら、引っかかることなくすんなり答えれるのが一生懸命に勉強してきた人だと思います。

いちいちいろんなところに引っかかってしまったら、テキストが進みません。

そしてこのことが原因で活字アレルギー?を起こしてしまい、勉強をやめてしまう。

こういうことが起こりうるわけです。

よく言われる勉強嫌いな人は活字になれていない人なのです。

例え、学歴が低くても、本を読む習慣がある人は活字嫌いが起こらないわけです。

以外とそこが、重要だったりもします。

つまり、普段から活字に慣れておくことが大事だということです。

新聞を1紙全部読むというのが少しハードルが高いのであれば、自分の興味ある趣味の雑誌を読むようにするだとか、そういうレベルからでも活字に慣れておく必要がありません。

そうでないと、テキストを読むことがかなり億劫になります。

まとめ

まとめると宅建士試験は誰でも受験できる試験ということです。そしてみなスタートラインは一緒ということです。

例外的に法律系の資格を勉強している人、法学部の人、ファイナンシャルプランナーの合格者なんかは有利であることは確かです。

学歴がまったくを持って差がないのかというとそうではありません。基礎学力が違うからです。そのため、読解力や語彙力がないと参考書の進みは悪くなります。

対策としては普段から雑誌や小説など活字になれておくことです。

以上、参考になりましたか?