宅建受かる気がしない!!
そんな声がSNSのツィッターを見てても多い気がします。
はっきり言います。しっかりと勉強したら合格します。
それは個人差があるので、各人、学習時間は異なるでしょうが合格するための知識をしっかりと身に着ければ、合格します。
ではなぜ?受かる気がしないと感じてしまうのか。
今回は資格受験生がよく言う受かる気がしないのパターン分けとパターンごとの対策を教えます。
パターン①勉強する前に受かる気がしない
本屋さんや図書館なんかで宅建の基本書をパラパラめくって、あるいわ分厚さだけ見てダメだと思っていまう方。
もはや諦めに似た境地です。
そんなの誰だってそう思います。
初めて見る文字、初めて知ったことですから、それは難しいに決まっています。
私だって、初めテキストを開いたときはうげぇってなりました。
学生時代にあまり勉強してこなかった人、勉強から遠ざかっている人であればあるほど、そう感じるはずです。
ただ、大事なことがあります。
それは宅建士試験は基本的に学生時代の知識の持ち越しがほぼありません。
これをまず知ってほしいです。
つまり、学歴は基本関係ないんです。
なので、学歴なんかであきらめないようにしましょう。
ということで、中卒の方でも、高卒の方でも誰でも基本的には受かると思ってください。
もちろん、高学歴の人よりは努力は必要です。
宅建士試験は大卒の人が絶対的に有利ということはあまりないと思います。
それは基礎学力の高い人であれば、勉強は楽になることは間違いないとは思いますが、基本的には学歴は関係ありません。
そして、宅建士試験は法律の問題が主ですが、なにも大学の法学部卒である必要はどこにもありません。
ただ、民法があるので、大学法学部であれば、初学者より有利ということは言えると思います。
さすがに法学部でも、宅建業法を学ぶ機会はあまりないと思います。
パターン②勉強途中で受かる気がしない
勉強途中で受かる気がしないと思ったあなた。
それは模試や過去問で得点が取れないからです。
これに対しての対策はしっかりと過去問や模試の結果を分析をすることです。
自分はどこが弱いのか?取れなきゃいけない問題を取れているか?
ココをまず確認すべきです。
例えば、同じ30点だとしても
宅建業法 20点、法令上の制限4点、税その他で4点、権利関係で2点
宅建業法 0点、法令上の制限8点、税その他で8点、権利関係で14点
当然ながら後者の方が伸びしろ十分ということで、合格率も高くなります。
自分に足りない分はどこなのか?
それを考えて勉強することでカバーはできます。
後は勉強時間でしょうね。
量は質を凌駕するという言葉もあるので、あとは可能な限り勉強するしかありません。
パターン③直前になっての受かる気がしない
これはもう手遅れパターンですね。
もし、過去問で点数が取れているのに、弱気になってしまっているという方のなら、メンタルを強くもちましょう。
過去問や模試で非常に高い得点が取れているというのなら、ほぼ合格は可能です。
自分を信じましょう。記憶喪失とかにならない限り、長い時間かけて蓄積した知識はなくなりません。
そして、手遅れパターンの場合は最後まで粘りましょう。
もし、次年度も受ける気持ちがあるならば、その粘りは次年度に持ち越せます。
仮に今回は絶対に合格しないという人でも、本試験には行って挑戦すべきだと私は思います。というのも、たとえ記念受験になったとしても、経験値はつくわけですから、もしあきらめずに来年も受験するという人からすれば、非常に貴重な経験になると思います。
あの本試験の独特の緊張感はなかなか経験できるものではありません。
一方、合格ギリギリだという人はその粘りが合否を決定することは間違いないでしょう。なので、最後まであきらめずに全力を尽くしましょう。
以上、パターンわけで考えてみました。
対策は私の実際の経験から書いてるのがほとんどなので、参考にしてみてください。
ところで私が一番、残念に思えるのは、パターン①の勉強する前から諦めるパターンです。
実際にテキスト見たらみんなビビるよ!!
でも、何度か勉強するうちに自分の中では常識なっているはずです。
それを知らないで、自分の可能性をつぶしてしまうのは非常にもったいないと思います。
これが、弁護士になるとか医者になるとか、物理学者になるとかならば、諦めてもしょうがないという気持ちになりますが、宅建士試験ですよ。
ある程度、努力したら、全体に合格は可能です。なので、はじめから自分には無理だといって、あきらめるのは非常にもったいないことです。
テキストを見て、難しいと感じるの至極当然です。
みんな最初はそうです。