皆さん、こんにちは平成29年の試験で独学2度目にして宅建に合格した管理人です。
さて、先日実施された宅建士試験になりますが、皆さん出来はどうだったでしょうか?
合格ラインが現時点では発表されていませんが、今回の平成30年度の問題は簡単だったという声も多かったようです。
難易度はそう高くはなかったようです。
実は私もこの平成30年度の宅建士試験にチャレンジしてみました。
私自身の感想としてもやはりちょっと簡単かなという印象です。
ちなみに詳しい結果は50問中、35問という結果になりました。36点と噂されている合格点なので、たぶん不合格です。
なんだよ落ちてんじゃんというツッコミに対してはすいません(笑)
ちなみに実は平成30年度の問題は現時点(11月3日)では全問公開はされていなく、50問全問挑戦できていません。正確には38問しか挑戦できませんでした。
ということで、35点という数字は推定で算出しています。50点満点換算した場合です。
まぁ、1年間、民法と不動産登記法以外は無勉でこの結果は個人的には満足です。
宅建の最強の勉強方法が分かった!?
で、今回、宅建士試験の問題にあたって、改めて思ったことがあります。
実はそれがタイトルにある通り、宅建の最強の勉強方法につながると思います。
今回で宅建士の試験となり、数年がたちました。
難化したとも噂されてきましたが、
宅建が士業化になって、やはり、ある程度、試験の傾向が見えてきた思います。
管理人が感じたのは、権利関係(特に民法)のレベルが上がったということです。
その反対に宅建業法や法令上の制限や税その他はそこまで変わらないなぁという印象です。
今回、平成30年度の試験に挑戦してもそれは明らかだったと思います。
民法が難しくて、業法などが簡単。
平成30年度の試験を一言で表すとこんな感じです。
今回合格する人はこんな人、民法以外を必死に勉強した人あるいわ全部をしっかりと勉強した人です。
それを踏まえて、最強の勉強方法を考えてみました。
ちょっと大げさかもしれませんが、最後までお読みください。
民法は深追いしない!!
まず民法の攻略の仕方から話ます。
民法というのはやはり難解な問題が出題されるが多いです。今回私がチャレンジした結果、民法10問中9問正解です。
ちなみに間違えた一問は事務管理の問題でした。
他は正解したので何とか面目を保つことができましたが
行政書士試験合格者の私ですら、あれ?これ宅建にしては難しいなぁという問題は何問もありました。
つまり、そんな難しい問題を法律初学者が全力であてにいく必要はあるのか?ということです。
深追いしすぎるのは危険だなぁと改めてかんじました。
そして、これははっきりと確信を持って言いますが、民法の勉強方法として過去問演習しまくるのは無駄です。
やっている人は注意です。
後述しますが、宅建の他科目の過去問演習は有効です。そこは勘違いしないで下さい。
民法は1~2回の演習で十分です。
その代り、インプットをしっかりとしてください。
地盤がしっかりしていないと、民法は解けません。
極端な話、一個の論点があったら、100個事例問題が作れてしまいます。
なので、論点をしっかりとインプットすることが大事です。
他の科目はインプット4割、アウトプット6割、あるいは3:7くらいが理想ですが、民法の場合は逆です。インプット多めの方が良いです。
先程、過去問を何度も繰り返すのは無意味と言いましたが、いろいろな問題にあたることは有効だと思います。
具体的には、市販の模試などをやるといいでしょう。
模試なんかはその出版社ごとで出題の傾向やされ方が違うので、どんどんやった方が良いと思います。
数多くの初見の問題をこなすことで問題を解く力がつきます。
ただ、直前期まであんまり学習の進捗が悪いなど、時間がないのなら、さらに頻出論点絞ることが大事です。
とにかく、時間があるとか、司法書士などの上級資格を取る予定があるとかそういった事情がなければ、民法はなるべく深追いしない!!とにかくコレで行きましょう。
配点も10点くらいしかない上にもっともテキストのページ数が多い、それが民法です。
民法以外は過去問を回しまくる!!
過去問を回しまくるのは民法以外です。
民法のところでも書きましたが、他科目はアウトプット優位でやる方が効率的です。
アウトプットがインプットにもなります。
特に宅建業法なんかは定番の問題も多いので、過去問演習が有効だと思います。
そして法令所の制限は建築基準法など数字が多いので、暗記の仕方にも工夫する必要があります。ほとんどのテキストには語呂合わせが紹介されているので、そちらを利用しましょう。
とにかく、民法とは違って、過去問ベースの学習が非常に有効です。
過去問を何周も何周も回して、知識として吸収しましょう。
なぜ過去問演習が有効なのかさらに詳しく説明すると、問題肢の正解肢自体が知識になるというイメージだからです。
民法の場合は事例問題を覚えてもまったく意味がありません。それよりもなぜその事例でそのような結果になるのか?
そこを考えていくにはやはり、根底となる条文や判例の知識が重要なんですね。
つまりは根がしっかりはっていないで、枝や葉っぱばっかり大きくしても意味ないということです。
ここが民法と他の科目との違いです。
例えば、5点免除問題の建物のところで、こんな正解肢があったとします。
・コンクリートは圧縮には強く、引っ張りには弱い
いうなれば、これ自体が知識なんです。
だから過去問演習が有効なんです。
まずはそこを意識しましょう。
過去問の一問一答演習スマホアプリなんかを利用するとスキマ時間をうまく利用しながら、問題演習ができます。
残念ながら合格が厳しい方・・・
まだ合格ラインは発表されてはいませんが、平成30年度の合格点は35点は超えてくることは間違いないと思います。
私の手ごたえ的にもそんな感じがします。合格率から考えてもそんなところだと思います。
すでに自己採点している方も多いかと思います。
もし不合格濃厚という方は、次のステップにいち早く進むことが大事です。
諦めるのであれば、あきらめるでそれも正解だと思います。
なにも宅建だけがすべてではありません。確かに転職などに有利というのは事実ではありますが、転職に有利というだけの資格ならばごまんとあります。
私自身、宅建不合格から行政書士試験合格を果たしています。そしてその後に宅建をとりました。
そんなこともありますので、過度に落ち込まないでください。
また、あきらめずにリベンジするというのも正解です。リベンジとなるとこれまで蓄積してきた知識あるので、初学者よりも有利であることは間違いありません。
必要であれば、勉強方法を変えて、予備校や通信講座のプロに頼るのもありです。
独学だけがすべてではありません。
とにかく、なによりも立ち止まらないことが大事です。
気持ちをしっかりと切り替えて、次に進みましょう。
来年は絶対に合格できるように頑張りましょう。
民法の大改正が試験に影響される日も近づいてきているので、決めるならば来年が良いでしょう。