宅建士試験を受験する皆さんのほとんどが社会人として働いてる人だと思います。
中には専業主婦とか、失業中という人もいると思います。一応、いつでも勉強時間が取れるような人は今回の記事はさほど関係ありませんので、他の記事をご覧になってください。
ここから、働きながら受験生前提ということで書かせてもらいます。
さて、働いている人となると、終業後の勉強となるとかなりキツイものがあります。肉体労働のしろ、デスクワークにしろ、客商売などにしろ、仕事を終えてから机に向かうのは大変忍耐のいることだと思います。
そこで週末のみで学習をしようと考える人も少なくはないのではないでしょうか?
今回はそんな週末学習の是非について考えたいと思います。
宅建で週末学習は効率的なのか?
はい、まずは結論からです。
週末だけの効率的とは言えません。
記憶のメカニズム的にもあまりよろしくないと思います。
かの有名なエビングハウスの忘却曲線でも明らかです。
なるべく時間が空かない間に復習することで忘却することを防ぐということが明らかになっています。
逆に言えば、時間を空けると記憶がもろくなるということです。
つまりは週末だけ勉強して、また次の週末に再度勉強するということは、あまり効率的とは言えないということになります。
もちろん、その日のうちに何度も復習を繰り返すことでカバーできないこともありませんが、なるべくならば毎日コツコツ勉強した方が良いといえます。
私ももれなく、毎日無理なく勉強していた方です。
ですが、本当に仕事が終えた後の勉強ってやる気がなかなかしないものです。
無理に何時間もしようとは思わず、寝る前の30分だけとか、そいうのでも全然効果的であったりします。
特に範囲の広くない宅建士試験では有効です。
そして、大事なのが、勉強終えただけではなく、一日のスキマ時間に勉強するということも大事になってきます。
探せば時間なんて結構あるものです。
そして、さらに週末に本格的に時間をかけて勉強できるならばそれに越したことはないと思います。
最強なのは、平日可能な限り勉強+週末長時間勉強。
これが働いている人にとっては最強です。
ですが・・・こんなのほぼ無理です。
ならば、平日少しだけ勉強+週末長時間を目指すだけで私は十分だと思います。