宅建士試験だけではなく、すべての試験においていえることだと思いますが、向いている人とそうでない人がいます。
宅建士試験に向いている人とそうでない人との差はどんなところにあるのでしょうか?
もちろん、能力の差という根本的な問題も少なからず、あります。
世の中にはギフテッドと言われる人達がいます。そんな人はいとも簡単に合格できるでしょう。
いわゆる天才のことです。残念ながら私は違います。
まぁこれらの人は例外中の例外だとしましょう。私の周りでもこいう特殊な人はいませんし、これまでに出会ったこともありません。ただ秀才レベルの人は周りに何人かいました。
このブログの読者に天才はめったにいないと思います。もし天才ならば宅建に興味を持つことすらほとんどないと思います(笑)
あくまでも凡人の私と同じレベルという前提で話を進めさせていただきます。
だとしたら、能力に大きな差はありません。
全くの持論ですが、記憶する量はみなほぼ一緒だと思います。問題は何を記憶するかだと思います。
勉強ができる人は勉強に関する知識が詰まっているでしょうし、ファッション好きな人はファッションや芸能の知識が詰まっているだけな気がします。
なので自分は勉強できない、バカだなどと悲観はしないでください。
ただ、勉強してこなかっただけです。他のことでは、誰にも負けない知識があるはずです。
そして多少の差があったとしても努力をすることで十分に埋められます。
もし、一回で覚えられない人がいたら、2回、3回やればいい話ですし、高度な計算問題も出題されませんから数学的なセンスもいりません。
差は努力で十分に穴埋めすることができます。
マメで真面目な性格の人がやはり合格しやすい!?
ずばり宅建に合格できる人の特徴はマメな人です。ひとつのことを継続できる人が合格します。
ストイックな人です。
これはどの試験においてもそうだと思います。特に難関資格であればあるほど、継続した学習期間が必要なので、この性格の人が有利といえば有利です。
例えを出すならば、筋トレをしている人、日記を毎日書いている人などルーティンをしっかりと守っている人の方が有利です。
そして、もう一つ、逆算ができる人です。
試験日までにどのくらい勉強したらいいかを想像でき、それを計画立てて実行する力が必要です。
例えば、仕事なんかでもそうです。一大プロジェクトを任されたとしても無計画であれば成功はほとんどできないと同じように計画と進捗状況を判断して修正していく能力が必要です。
最終的な目標に向けて努力できる人が合格できます。
あまり横文字は得意ではありませんが、PDCAです。
計画→実行→評価→改善の流れが非常に大事だということです。
でも宅建は短期集中すれば大丈夫!?
不合格の人はこういう逆算だったり、毎日コツコツやるのが苦手なタイプなはずです。
しかし・・・・
宅建のようなそれほど難易度の高くない試験であれば、これらを覆す方法があります。それは短期集中型になることです。
換言すれば、土壇場になると非常に集中できるタイプです。
どちらかというと管理人の私はこのタイプです。
火事場の馬鹿力的なタイプというんでしょうか、追い込まれたらやるタイプでも十分に合格できます。
ただ、難関資格になってくるとこれはまったく通用しなくなるので注意が必要です。せいぜい、宅建士試験ぐらいが上限だと思ってください。
短期間に一気に詰め込むことで合格できるのが宅建士試験です。
とはいえ、いくら短期集中したとしても肝心の時間がなければどうしょうもありません。
バッチリ勉強時間が長時間取れるという人は短期集中型でも合格できるはずです。
働きながらという人は計画的に勉強をすすめましょう。
恐らく上記の二つのタイプの内どちらかのタイプに当てはまっていれば合格する可能性は高いと思います。
成績優秀者はほとんど真面目なタイプ!?
ところで、昔からマメで真面目なタイプの人っていうのは、成績上位者が多かった印象があります。学生時代の成績上位者を思い浮かべてもマメなタイプが多いです。
宅建士試験の合格率から見ても、クラスの成績からして上位15%ということになりますから、100人のクラスで15番目まで、50人ならば7番目まで、20人ならば3番目までということになります。
皆さんの学生時代を想像してみてください。きっとこの辺にいた成績上位者はマメな人が多かったはずです。
というわけで、一番合格しやすいのは物事をマメに且つ真面目に捉える人なのです。
あとは短期集中して学習しまくることができる人です。こち亀の両さんはこのタイプ(笑)
どちらにしても努力が必要不可欠というわけです。
勉強なしでは当然、不合格となってしまいます。
ものすごいシンプルですが、これが合格する人と不合格する人の差なんです。
とこれまでは性格について書きましたが、あとはやはり、効率的な勉強方法を知っているかどうかにもよります。
勉強の前に勉強方法をしっかりと学んでいきましょう。もちろん、私のブログでも勉強方法やコツを存分にのせています。
腐っても独学で行政書士試験、宅建士試験の両方、合格していますから、そこまで間違った情報はないと思います。
それでは、宅建に向いている人も向いていない人もしっかりと勉強して、効率の良い勉強方法で合格しましょう。