宅建士試験でネックになってくるのが民法です。民法には注力しないというのが、初学者の鉄則だと思っている管理人ですが、基礎的なことはもちろん学習しないといけません。
ただ、深追いするのはやめましょうというわけです。
ではこの民法、テキストはどんな内容が書かれているのでしょうか?
まぁそれは実際にテキストなりを購入して目を通せば見えてくるわけですが、一応説明したいと思います。
まずは恐らくどんな参考書でも過去問で出題された論点を中心に構成されていると思います。
もし、これが民法全範囲を取り扱っているとなると、非常に効率が悪いはずです。
例えば、いまだかつて宅建の試験内容に、明認方法に関する出題が一切なかったとします。ですが参考書にその論点が書いてあったとします。
はい。
この時点で、宅建士試験においての知識としては無駄知識となってしまいます。
ちなみに明認方法というのは立木に関する公示方法です。興味がある人は調べてみてください。
まぁ、要するにテキスト内容は過去問で出題された問題の周辺知識が書かれていると思ってください。
よく専門書などを買おうとする人がいますが、その必要はまったくありません。
基本書に書いてあることがすべてと思っても間違いではないと思います。
参考リンク:宅建士試験独学合格者の参考書と問題集を公開します!!
六法なんて宅建士試験には一切必要ないですから。そこは注意が必要です。完全に無駄な出費になります。本格的な六法となると、1万円くらいはします(笑)
ただ例外的に「民法がわかった」という本は非常にわかり易いので補助本として購入するのはアリだと思います。
宅建受験生の間でも非常に人気本のようです。
さて、少し脱線してしまいましたが、基本的に宅建試験の民法の参考書の内容はというと
条文を簡単にしたものがまとめられています。
条文の長い文章をそのまま内容を変えない程度にコンパクトにわかり易く整理してあるのが、参考書です。
なので、結局のところ、条文を素読して暗記するよりは非常に楽というわけです。
つまりは宅建士試験の民法の学習で条文の素読はいらないということになります。
テキスト=条文や判例などのことをコンパクトにまとめられている。
こう思ってください。