「宅建合格、独学は無理!!」
巷ではこんな噂があるようですが、実際のところどうなんでしょうか?
私としては無理だとは決して思ってはいません。もちろん、このブログ上でもなるべく独学で合格することを推奨していますし、一度も無理と言及したことはないと記憶しています。
ただ、無理ではありませんが、合格できない人は当然にいるとは思います。
宅建士試験は例年15%の合格率ですから、当然、残りの85%は不合格者ということになります。この中に独学者が多いのは想像に容易いことだと思います。
ですが、独学では不可能というわけではありません。
ただ、やはり合格率が低いだけあって、落ちやすい人も中にはいるということです。
というのも私もかつて宅建の試験に落ちているからです。
実は2度目の受験で合格しました。
宅建に不合格になった原因は!?
当時の失敗した原因を考えてみると、やはり「勉強時間が足りなかった」この一言に尽きると思います。
そして、不合格の受験生の大半はこのタイプなんではないかと思います。
逆に言えば、自己管理がしっかりしていて、勉強時間をしっかりと取ることができ、スケジュールも立てれる人、こんな人は合格間違いなしと言えると思います。
さらに条件をプラスさせてもらえば、科目ごとの優先順位がわかっていることです。
これさえできている人ならば合格の可能性はぐっとアップします。
合格の方程式は、勉強+方向性です。
つまり、数学で言うところのベクトルです。
例えば、いくら一日に10時間勉強したとしても、間違った方向性で勉強していたら合格は不可能です。
例を出すと、参考書に書いていない非常にマニアックなことを覚えたり、不動産にかかわる税の範囲を専門家レベル化っていうくらいに勉強したり・・・
実際そんな人はいないと思いますが、このように深追いしてはいけない科目を深追いしてしまう人は少なくないと思います。
そして、宅建業法を軽視してしまう人はまぁまぁいると思います。
その辺は改めて確認してみましょう。何が大事で、何を優先すべきか?
全ての資格試験において重要なこととなるので、今の内に身に着けてしまいましょう。
まぁ、基本的には上記に書いたことを実践できれば、合格できると思います。
では失敗してしまうタイプはどんなタイプなんでしょうか?
失敗=挫折なんではないかというぐらい、志半ばで受験を取りやめてしまう方もいると思います。
途中で断念するならばまだわかりますが、すぐに諦めてしまうのは非常にもったいないことです。
難しいと思うなということ
すぐやめてしまう。そんな人はまず、難しいという先入観を捨ててしまいましょう。
難しいという先入観のせいで、辞めるのはもったいなさすぎです。
そして、宅建士試験の内容はそれほど難しいわけではありません。
もちろん、簡単なわけではありませんが。
というより、何をもって難しいでしょうか?
テキストを一瞥しただけで難しい?
それは当たり前のことです。誰しも難しいと感じるはずです。そこで可能性をすべて捨てるのはもったいなさすぎます。
2度、3度読んでようやく理解できることだってあるのです。むしろそれが普通なくらいです。
まず、このことを頭に叩き込んでおきましょう。
自分は無理だからと可能性を否定することは決していいことではありません。そこで成長がストップしてしまいます。
石の上にも3年とまではいきませんが、最低でも1か月は勉強してみましょう。
そしたら自然と学習習慣がつき、勉強の楽しさが分かるかもしれません。
切羽詰まらないのとやらないタイプ
火事場の馬鹿力という言葉があるように、土壇場に立たされたときの人間の底力ははかりしれないものがあります。
私もかつて、学生時代に定期テストで本気を出し、成績上位者をごぼう抜きしたことがあります。
ただ、この力は・・・・・
土壇場に時間がある人に限って話です。
働いている人ならばそうそう時間が取れずにタイムオーバーなんてことがあるので注意が必要です。
そして、過ぎてしまった時間は取り戻せない!!
このことをしっかりと頭に入れておいてください。
やはり、この土壇場タイプよりもしっかりと予定通りに学習できる自己管理タイプの方が合格は圧倒的にしやすいと思います。
要は宅建士試験を舐めすぎるな!!
ということです。
最終的にはこれに尽きると思います。
結論として、宅建試験は独学でも十分に合格することができるということです。ただ舐めすぎたり自己管理、タイムスケジュールの設定や優先順位を間違えると不合格になる可能性が高くなるということです。
インプット+アウトプット→過去問や予想模試で現状確認→修正
これを繰り返せば、自然と得点が上がっていくので、自分の満足の行く得点まで持って行けばいいだけの話です。
もちろん、満足いく得点というのは合格基準点よりも上回っていることが最低条件ですが。
ちなみに私の場合は、最後の最後で得点が伸びました。
偉そうに言ってきましたが、実は私も自己管理が下手なタイプです。
確定的なことは言えませんが、予想模試、過去問(一度目)で40点以上をキープできるようになれば、合格できる実力にあるといってもいいと思います。
後は本番にいかに実力を発揮できるかに掛かっていると思います。