宅建、いよいよ1週間前になりました。
というよりも正確には6日前です。
ということで、超直前期なわけですが、一週間で合格レベルにもっていく勉強方法について書きたいと思います。
今現時点で合格ライン十分に超えているよという人はそのまま勉強を続けて下さい。
今の現状を把握せよ!!
まずはしっかりと現状を把握しましょう。場合によっては手遅れという場合もありますので、正確に今の自分の実力を知る必要があります。
では、自分のレベルを正確に図る方法をお教えます。
突然ですが、クイズです。
自分が現時点で本試験を受けた場合に、どのくらいの得点を取れるか最も正確に測れるものはどれか?
次の三つから選んでください。
①これまでに何度もやってきた年度の過去問
②新たに購入した予想模試
③今までに一回もやったことがない年度の過去問(初見) ※なるべく近い年度の過去問
さぁ皆さんどれを選びましたか?
正解は③です。
やはり過去問は本試験にもっとも類似しているはずです。そして、初見でないと正確な実力は測れません。
なので3番が答えなのです。
ちなみに正確さの順番で言えば、
3、2、1の順番になります。
何度もやりこんだ過去問の得点もまったくあてにならないというわけではありませんが、本試験で同じ出題範囲出るとも限らないし、まったく同じ問題が出るとは考えられないからです。
そして、答えと問題自体を覚えてしまっているという可能性が高いからです。
問題文章を最後まで読まないで、答えを出してしまっている状態だと怪しいです。
これはまったく無効とは限りませんが、やはり応用効かすには理解してとくというのが一番です。
ということでまずは自分の現状を把握しましょう。
民法以外を徹底的にやりこむ
まずは民法以外で伸びしろがある場合は、それに執着しましょう。
民法以外をしっかりとやりこんでください。方法は一問一答や問題演習などです。
全く、問われていることが理解できない場合はテキストに戻ってください。
それ以外は徹底的に問題をやりこみましょう。
アウトプットはインプットにもなります。
先程と矛盾するのでは?と思う方もいますが、暗記系の科目であれば、問題分と答え自体を覚えることでもインプットになりえます。
もちろん、理解していれば、どんな問題が出ても大丈夫です。
暗記系は言い代えれば、出題者にとっても出題のひねりようがないのです。
ということで徹底的にやりこんでください。
民法など権利関係はどうしたらいい!?
まずは民法など権利関係分野の得点を見てください。
伸びしろがあることが多いと思います。
14点中、2、3点しか取れていないというのであれば、なんらかの対策が必要です。
ただし、順番としては、民法と不動産登記法は最後です。
理由は果てしなく範囲が広いからです。
時間がいくらあっても足りません。
なので、借地借家と区分所有をやりましょう。
そしてその後は民法と不動産登記法に行きます。
ただ、必要最低限の勉強で済ませましょう。
ヤマを絞ればいいいです。
具体的には
意思表示、代理、共有、保証、請負、委任、相続、遺言
くらいです。
他は時間がないということなので、割り切ってもいいでしょう。
上記の範囲はしっかりと理解できた方が吉です。テキスト読んで、過去問やるくらいはしましょう。時間がない場合は過去問演習でオッケーです。ただし、解説は読みましょう。
不動産登記法に関しては、難問が出ることが多いので、頻出の問題のみ演習しておけばよいでしょう。
理想の得点モデルは?
本試験、合格ラインはその年度によって異なりますが、7割の35点は取っておきたい所です。
そこで理想の得点もモデルと書きます。
もちろん、個人個人で違うとは思いますが、これが直前の対策で応急処置的なもので目指すべき目標的な数値です。
権利関係・・・・・・・5点/14点満点
宅建業法・・・・・・・17点くらい/20点満点
法令上の制限、税その他・・13点/16点満点
これで7割の35点になります。
あとは個人のバランスで臨機応変に対策をすることです。
大体、この辺りの感じに寄せてくのが、一番楽なんじゃないかと思います。
前日は勉強しない方がいい!?
本試験の前日は勉強するなという人もいるみたいですが、私は最後の最後のまで勉強すべきだと思います。
もちろん、当日寝不足になるような勉強はやめましょう。
ただ、最後の最後のまで粘るのはまったく無駄ではないと思います。
ただし、新たなことはやめましょう。例えば、直前の直前でテキスト買い足したり、まったく違う問題をやってみたりとかはオススメできません。
あくまでも自分のこれまでの勉強に記憶の上書きをするようなイメージでやりましょう。
一日繰り返すだけで記憶は強固な物になると思います。
復習するだけならば、最後まで粘った方が良いというのが私の考えです。
では、後わずかとなりましたが、本試験ぜひ合格してください。
試験中もそうですが、最後まであきらめないことが合格へとつながります。
頑張りましょう。