宅建士試験に限らず、試験会場=静寂という先入観があると思います。
実際、これはまったくの先入観であって、そうとは限りません。
もちろん、騒音だらけということはないです。もしそうならば、試験管が何とかしてくれます。
ちなみに私の宅建士試験受験のときは周りの方も静かでかなり、集中できる環境でした。非常にありがたいことに。
最悪だった行政書士試験、本試験
ですが、私が行政書士試験を受けたときは最悪な環境でした。
何が最悪かというと、まずは私の席の前にいるおっさんがやたらと独り言をぶつくさぶつくさ言ったり、ため息をついたりしていました。
もちろん独り言は、何を言っているかはっきりと聞こえないレベル、ため息は生理現象なんで、仕方ないといえば仕方ありません。
こういうこと、結構あるみたいです。
でもそんなこと言っても、試験管はこのレベルならば退出や注意なんてありません。
基本耐えるしかないんです。
試験管に注意してもらうという手もありますが、自然現象などは注意してもらったところでどうにもならないこともあります。
最終的には自分の集中力を上げるしかないのです。それで落ちたとしても言い訳にしかすぎません。
ということで、普段からそういう環境にも慣れておく必要があります。
図書館や公開模試などで試験の雰囲気になれよう!!
もっとも簡単なのが予備校なんかの模試ではないでしょうか?
沢山の人が集まって、本試験形式で模試を解く、限りなく本試験の環境と同じです。これで慣れておけるはずです。
もう一つお金をかけずにできるのは、図書館などの自習室を使う方法です。人数はちょっと少なくなるかもしれませんが、本試験の雰囲気が味わえます。
自宅では、やはり完全な静寂というのを作り易いと思います。
そして、独特の緊張感が生まれません・・・。
本試験は自宅で受けれるわけではないので、そういった人の集まるところで模試をやるといいでしょう。
要は環境への慣れです。
そして、本試験は必ずしも静かで、快適な状態でやれるとは限らないでください。
もしかすると、自分だって風邪をひいていたら、鼻すすり音などで他の受験生に迷惑をかけるわけですから。
独り言は別として、そういった生理現象はお互い様な面もあります。
大事なのはどんな環境でも力を出し切れる集中力と精神力を養うことです。
そして、初めは雑音に集中しにくいとは思いますが、意外とゾーンに入れば一切気にしなくなります。
気にしてしまうということは、あなたに集中力が足りないということになります。
でも、あまりにもうるさい人は試験管に注意を促した方が良いですね。そのための試験管ですから。
今思えば、私の行政書士の本試験の時の独り言おっさんは、注意に値するくらいだったのかもしれません(笑)