宅建士試験の勉強、何からしていいのかわからない!?

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宅建士試験の受験を決めました。よぉし、やるぞって思っても何かしたらいいのかわからない。独学あるあるです。

通信講座や予備校だったらそんなことはないはずですが、自分ですべてのスケジュール管理をする独学ではいざ、準備が整ったとしても、何をすべきなのかわからないということが常です。

ということで今回、そんな疑問にわかり易くお答えします。

まず、前提として、宅建士試験の内容、配点等、合格までの勉強時間をすべて把握しているものとして、話を進めさせていただきます。そしてテキストも用意できているのも前提にします。

それをまだしていない人はまず、すぐに調べたり、テキストの用意をしてください。

まずはそこからスタートです。

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一日目はテキスト1周しよう!!

まずはじめにやることは、テキスト全体を見渡すということです。

さらっとでも良いので、1周はとりあえず見てみましょう。

テキストを見て、難しいと感じることがあると思いますが、そこは不安になることはありません。これは初学者の誰しもが思うことです。

とりあえず、まずは1~2時間くらいかけて、テキストを見てみることをオススメします。

これがまず一日目にやることです。

はじめっから、がっつりやるのもありですが、宅建士試験は3か月~1年と長期的な学習期間になります。なので、はじめっから猛スピードでやると、その後がつらくなってしまうかもしれません。そして挫折となると一番最悪です。

なざなら勉強を続けることが合格の秘訣だからです。

勉強の順番について

そして、勉強科目の順番ですが、以前にも記事にしましたが、効率的な順番はやはりテキスト通りの勉強です。

おそらくほとんどのテキストの順番は以下のようなものになっているはずです。
多少、テキストごとに差があるかもしれません。

権利関係→宅建業法→法令上の制限→税その他

となるはずです。これがおそらく効率のよい勉強順番でしょう。

ただ・・・・・

これだと挫折してしまう人も多いです。理由は権利関係が激ムズだからです。

でも実は権利関係と宅建業法は関連性がまったくゼロかと言われればそうでもありません。権利関係の学習を進めないと一部宅建業法に支障がきたします。

実は宅建はこの二科目以外は関連性がほとんどありません。

特に税その他なんかはほとんど独立した科目です。

なので、権利関係を最初に進めるのであれば、同時に法令上の制限や税その他の学習も進めてもいいと思います。例えば、権利関係を1、税その他、法令上の制限を2の割合で学習するのもおすすめです。

その場合でも宅建業法はさらっとは見といた方が良いと思います。

もし宅建業法から勉強を始める場合は、まずは権利関係の民法の一部を学習しなければいけないので、重なる部分が出てきたときに民法を見るということも大事です。

例えば「手付」という言葉が出てきてら、民法に戻って学習しましょう。

親切なテキストならば、宅建業法のところでも、民法のその辺の解説もあるかもしれません。

無ければ自分で戻るかテキストに書き込んでおくしかありません。

というわけで勉強の順番は自分の特性にあった順番でやればいいと思います。効率が良い勉強のしかたは冒頭の順番だと思います。

まずは1日目はテキスト全体を眺めて宅建士試験のテキストに慣れましょう。

二日目以降はテキストの精読、問題を解いていく

そして、二日目以降から本格的な学習になります。

進める限り、テキストの精読を行いましょう。

精読とはじっくり読むということです。一日目の読み方とは違います。

そして、終わったら単元ごとの問題を解いていきましょう。これが王道かと思います。

つまりは、テキスト読んだこと→終わったところの問題を解く

これで知識として定着を図ります。

ほとんど、テキスト編成でこのような形をとっているものが多いと思いますが、もしなかった場合は一問一答などを用意して、自分でその範囲の問題を探して解いていきましょう。

1日に勉強時間が2時間、3時間くらいしか取れない人はこれでオッケーだと思います。

もし、専業だという人はまた勉強方法が変わってきます。

専業という人は基本、全範囲を一日でやるつもりで勉強しましょう。

無理があるならば、2日で全範囲でもいいです。

かなり強引な考えかもしれませんが、テキストを2日で全部読んでしまうだとか、そういった網羅的な学習がもっとも効率的だったりします。

そして、宅建士試験の範囲の広さならば十分に可能です。

例えば、宅建士試験のテキストの総ページが800ページだとします。

これを1ページ1分で読んだとしたら800分となり、それを60分で割れば、13時間と20分となります。

気合の入った人ならば、1日でも不可能ではないと思います。

2日かけるならば、十分可能だと思います。専業ならば、7時間は余裕で勉強時間が取れるでしょう。

できれば、この勉強方法が効果的です。

どういうことかというとペンキの薄塗と似ています。

ある一面にペンキを塗るとします。

部分ごとしっかりと完成していくのが、一般の勉強方法です。一方、ペンキ全体を薄く薄く、塗っていくのが今回専業の人にオススメする勉強です。

まず何の利点があるかというと、おそらく短時間でマスターできるはずです。

そして、常に毎日全科目勉強することで記憶が新鮮だということです。

一般に科目ごとに進めていく勉強法だと、例えば4月に民法の総則から勉強していきました。

で10月に、宅建業法などを終えて全範囲の勉強を終えました。すると、4月に勉強した総則のことをしっかりと覚えていられるでしょうか?

ちょっと極端な例かもしれませんが、きっと頭から抜けていることも多いと思います。

これです。

まぁこれは専業であくまでも一日の学習時間がたくさん取れる人向け、かつ宅建士試験など比較的、範囲が少なめの試験でできるわざなので、一般の受験生は順番通り進めてください。

ただ、ある程度勉強を進めていったとしても、月に一回でもいいので、やったことの復習はしておきましょうね。

以上です。

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