宅建士試験は年に何回あるのでしょうか?
ごく基本的なことなので知らない人はほとんどいないと思いますが、答えは年に1回きりとなっています。
ちなみに毎年6月ころに、試験委員会の公式ホームページ上で申し込みや試験日などのスケジュールが公開されます。
今年はどうやら、平成30年の10月21日が本試験だそうです。
つまりチャンスは1年間に一回だけです。
不合格ならもう1年お預けとなります。1年間となると非常に長いですよね。
だから、宅建士試験には、絶対に受からないといけない試験なのです。
非常にシビアな試験と捉える人も多いと思いますが、ほとんどの国家試験は年一回しかないのです。
そして、でっかい法改正を跨ぐとその一回のチャンスをものしないと悲惨なことになります。
最悪、勉強のし直しをしなければならなくなります。
まだ、今年の本試験には影響ないようですが、近くで言えば、民法の大改正などがありました。
年一回のメリットもある!?
ある意味このことをプラス思考で捉えればチャンスが少ない分、真剣に取り組めるということになります。
つまり背水の陣で挑めるということです。これはある意味メリットでしょう。
これが本試験が年3回などとなると、確かにチャンスは多く、ありがたいのですが、だらだらと不合格生活を続けるということになる可能性も高いです。
キテレツ大百科の勉三さんみたいに何年、受験生やっているのってことになるかもしれません。
これが年1回となると、落ちたときのショックはかなり大きいはずです。
私も一度、不合格を経験していますので、かなりショックでした。そして、翌年に受ける覚悟ができずに、数年越しの合格となってしまいました。
結果を早く出したい人やせっかちな人からしてみれば、受検する機会が少ないというのは、かなりの苦痛です。
そして、すぐさま再起しようと思える人はかなりすくないと思います。まさに心がへし折られてしまいます。
個人的には宅建士試験は年2回くらいはあってもいいのでは?とも思います。
学習期間的にもそう長くないですし、これだけの人気資格ということも考えれば、年2回くらいあったらちょうどいいのでは思ってしまいます。
ただ、先ほども言った通り、国家資格はほどんどが年1回なので、なかなかそいうわけにもいかないのでしょう。
スケジュール的にも全部すべて択一ですから、答え合わせも結構早いからいけそうな気がしますがね・・・・まぁ問題作る機関もありますからね。
無理なのは無理なんでしょう。
ちなみに行政書士試験の場合、本試験から合格発表までの期間がものすごく長いです。理由は記述式があるからで間違いないと思いますが、いくら何でも長すぎです。
ドキドキ期間も長いということになります。
他資格試験は年何回くらいなんでしょう?
他の大人気資格のTOEICやFP試験、漢検などは回数が多いです。
ただ、TOEICにしたって思い立ってから勉強しても1年間近くは勉強しないと、そうそうに得点は上がらないため、そこまで多い必要はあるのかな?とも思ってしまいます。
おそらく、受験者数が多いということからなんだと思います。
あとは、民間なところではやはり営利的なこともあるのかなと思います。
好機が多いということはいいことなのか?それとも何度も挑戦できるという慢心を生んでしまい悪いことなのか?
それのどっちがいいのか?
一概には言えませんが、現行、宅建士試験に関しては年に1回しかないのでそれに合わせて全力を出しきり、何としてでも合格する必要があります。
今年絶対決めてやるという思いで試験に臨みましょう。
受験回数が増えると合格が遠のいていく?
不合格回数が増えるとそれだけ、合格が遠のいてくとも言いますし、目指すは一発合格、最低でも3回以内には合格を目指すべきだと思います。
多くの人が最低でも三回以内で合格しているでしょう。
中には何回受けても受からないという人も聞いたことがあります。そこはやはり、根本的な気持ちが足りないのだと思います。
ちなみに私は二回目で合格しました。もちろん、貧乏なので2回とも独学で挑戦しました。
2回目はこれで合格できなかったら、もう受検はやめようと思って、挑みました。
やはり気持ちや真剣さって結果につながり易いのだと思います。