宅建まで、あと1か月とわずかになりました。
直前期といえば、直前期です。
ここで直前期の勉強の仕方について、書いていきたいと思います。
直前期、人によっては本当の直前期とは言えない場合があります。というのも、毎日勉強できる受験生にとってはまだまだ、勉強できるので直前期とは言えません。
逆に、働きながら勉強している人にしてみれば、もう直前期といえるわけです。
ということで、場合分けをして考えていく必要があります。
まず、勉強ができる人の今時期の学習方法とはどのようなものなのでしょう。
とりあえず、通常通りでいいと思います。新たにインプットしていっても全然遅くないでしょうし、アウトプットも同時に行っていくといいでしょう。とにかく、勉強したらしただけいいでしょう。
さて、もう一つのパターン。おそらく、求職中の方や専業主婦でもない限り、ほとんどがこのパターンだと思います。
働きながら勉強している方です。
この人たちにとってみれば、少し深刻です。
というのも、直前期といえるからです。
基本的には、今までの学習した知識ベースで進めていくことをオススメします。
これは過去問で30点以上取れている人、前提で話を進めていきますが、まずは新しい知識よりもより確実な知識を身に着けるようにしましょう。そのうえで余裕ができてきたら、肉付け的な感覚で知識をつけていきましょう。
もちろん、インプットよりもアウトプット重視です。
そして、取りやすい科目から重点的に行いましょう。
例えば、この時期から苦手な権利関係を克服しようとするよりかは、7割しか取れない宅建業法を満点まで伸ばした方が楽です。
時間をかけてはいけないので、今までのベースからちょっとずつ知識を増やしていった方が得策だと思います。
そして、最大の目的はこれまでに覚えてきた知識の維持です。
コレを念頭に置いて、学習しましょう。
人間は忘れる生き物です。
時がたてば、勉強しなければ忘れます。
ということで、しっかりと復習して覚えたことの維持につとめましょう。
以上、直前期の勉強の仕方です。
最後にいいますが、絶対とは言い切れませんが、過去問10年分で今の段階で40点を超えているような人であれば、合格する実力は十分でしょう。あとは本番でいかに実力を発揮できる環境を作れるかにかかっていると思います。
ただ、先ほどもいったように今現時点でそのような高得点をたたき出しているからと言って、余裕をぶっこいて、一切勉強しないとなると、かなり危ういことになるでしょう。
勉強はしなければ、これまでの知識は流出してしまう。
そう肝に銘じておきましょう。