今回は独学者ならば確実に興味がある、テキストや問題集について紹介したいと思います。
ただ、私の場合はちょっと、普通の初学者と違って、行政書士試験合格者という条件付きの初学者なので、実際に使ったテキストはその点も充分に考慮して購入しています。
どういうわけかというと、簡単に言えば試験科目の被る、民法はすっ飛ばしているということです。
実は宅建業法もすっ飛ばしました(笑)
つまり、民法のテキストは購入してません。
私の条件と同じで行政書士合格者ならば、まんま被る人は、結構参考になると思います。
一方、違う人は、これに民法をプラスすることになります。まぁ基本書は別に選び直す必要があるというわけです。
この記事の最後には、私がオススメする基本書を載せておきますので、まるっきり初学者という方も、大丈夫です。参考にして下さい。
では、実際に購入した参考書や問題集を紹介します。(2017年度のものを使用しましたが、最新版2018年度が出てればそれを紹介しています。)
可能なぎり、詳細なレビューも付けます。
独学合格者が使用した参考書と問題集はコレ!!
①宅建士基本テキスト(2018年度版 2)タキザワ講義付き。法令上の制限・税その他[滝澤宏之]
宅建士基本テキスト(2018年版 2) タキザワ講義付き。 法令上の制限・税その他 [ 滝澤宏之 ]
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レビュー:まずはコスパが良いことです。そしてわかりやすい。講義も視聴できるようになるので、テキストと連動して学習が可能になり初学者にとっては大変頼もしい一冊です。
後で紹介しますが、全科目セット版もあるので、まったくの初学者ならばそちらを購入すればよいと思います。
②5日で攻略!宅建士出題予想ポイント50 ’17年度版[串田誠一]
5日で攻略!宅建士出題予想ポイント50 ’17年版 [ 串田 誠一 ]
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レビュー:こちらもコスパは良いと思います。ただ、この一冊だけでは合格は難しいと思います。非常にうまくまとめられていますが、その分基本的な知識がないと理解できないところもあります。つまり、網羅的、横断的な学習には適した一冊かもしれませんが、基本書を読んである程度を理解した状態で使用しないとあまり効果的ではないと思います。
最後の復習的な感じで使うのが良いかと思います。
③宅建士2017年法改正と完全予想模試[串田誠一]
宅建士2017年法改正と完全予想模試 [ 串田 誠一 ]
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レビュー:ぶっちゃけこれは買いです。4回分の模試がついてくるので予想模試としてはバッチリです。士業となり難化したとのうわさもあり。過去問+αの対策が必要だと思い購入しました。正解でした。解説もわかり易く、一部裏技なども書いてあるので買っておいて損はないと思います。宅建士試験に予想模試はありかなしかでいったら、今はアリです。
と以上、私が使用したすべてのテキストと問題集です。
あれ?宅建業法とかのテキストや過去問はないの?と思われたかもしれません。そこはスマホアプリやユーチューブの動画などで補いました。
少し後悔したのがやはり宅建業法のテキストは買うべきだったということです。
もし行政書士試験合格者で宅建士試験を受験される方であれば、分冊化された宅建業法のテキストも購入すべきです。
最初に紹介した滝澤先生の本ももちろん出ています。そしてオススメです。
宅建士基本テキスト(2018年版 3) タキザワ講義付き。 宅建業法 [ 瀧澤宏之 ]
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自身の経験ですが、行政書士試験合格者が宅建士試験のテキストを探すとなると本当に苦労します。
なぜならば、民法の知識が基本不要になるので、基本書を買うのももったいない気がします。そこで、分冊化されたものを探すはずです。
ですが、圧倒的に分冊化されたテキストって少ないんです!!
そしてコスパが良いものもなかなかなく、結局、民法以外のテキストを買っても、結局は基本書を一冊購入するよりも高くついたということもなくもありません。
で、管理人が探しに探した結果出てきたのがこのタキザワ先生の本でした。
コスパが非常に良いです。
まぁ基本書一冊買っても別にいいのですが、宅建業法のほとんどの基本書の内容は民法です。半分くらいまたは半分以上は民法の内容で占められています。
これでいかに民法で勉強する量多いことがわかります。
普通の人ならば、行政書士試験でさんざん勉強した民法を再度学習することなんて無駄に感じるはずです。
とまぁ、ここまでは行政書士試験合格者が宅建士試験を受験する際にそろえたいテキストです。
初学者にオススメの基本書
まったくの初学者の人は上の分冊化された参考書を使用する必要はなく、基本書を買えばいいはずです。もちろん、初学者の方は全部しっかりと勉強しなければいけません。
ということで、基本書を紹介します。
これまたおなじみのタキザワ先生のテキストをおすすめします。
宅建テキスト全科目セット [宅建士] tka17001
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先ほど紹介した分冊化された本を3冊を集めれば同じような気もします。値段も大差ありませんが、こちらのセットは書き込みがしやすいよう大きめの作りとなっているようです。
情報の一元化という言葉もあり、教科書に書き込めるのは非常にありがたい配慮だと思います。
基本書はほとんどが一冊にまとめられたものが多いですが、個人的には分冊化されたものをオススメします。
理由はモチベーション的なことと、利便性的なことがあります。
これ+、問題集が必要だと思います。スマホアプリの過去問一問一答なんかもスキマ時間で利用するとよりいいと思います。
基本、これだけで合格できると思います。後は反復して勉強を重ねていって、確実な知識として定着させていくしかありません。
とテキストと問題集はこんな感じです。
独学で勉強した場合は教材選びが非常に重要になってきます。そして時間も掛かります。宅建の場合ならば、近郊の書店に行ったらすぐに手に入ると思いますが、それ以上の難易度となると大型書店でないと売っていない、そういうこともあります。
もし、参考書購入が面倒だという方は、全部セットになった通信講座も検討する余地が十分にあると思います。
基本的に、試験の難易度に費用が比例するので、宅建の難易度ならばそう高額にはならないと思います。コスパの良い講座ならば片手で十分収まる金額も少なくないと思います。
独学にこだわるという人ならば、上記のおすすめする参考書と問題集などを使ってみると良いでしょう。
参考にしてみてください。