宅建士試験の受験勉強の為に、退職しよう!!
そう考えている人はまずいないと思いますが、もしそう考えていたとしたら、その必要はまったくありません。
仕事に専念して下さい。職を失うというのはものすごい精神的なストレスを抱えることになります。無職はどんだけ肩身がせまいか・・・経験者は語る(笑)
司法試験ならばいざしらず、宅建は1日中、頭にはちまきで勉強して取るレベルの資格では決してありません。
そもそも退職の必要はないのです。そして仮に退職すると精神的な不安定な状態で受験することにもなりえるので、勉強時代もうまくいくとは限りません。なるべくなら働きながら受験した方が良いと思います。
私ももちろん、働きながら勉強しました。
すでに失業中の人は・・・
ただ・・・
受験を決意する前にすでに退職していたとか求職中で昼間の就活以外は時間があるという人は宅建士試験の勉強をするといいでしょう。
当たり前ですが、専業の受験生の方が、仕事をしながら受験する人よりは有利です。
そして、就活にも有利に働く場合があるからです。転職に強い資格、それが宅建士試験です。そして比較的に申し込みから合格までの期間が短いのも良い点だと思います。
宅建士試験でなくても、失業中というのはピンチと言えばピンチですが、勉強するには大変都合のいい身分です。
さきほども言いましたが、自らその身分になる必要は一切ありません。
しかも宅建士試験は他の法律系の資格と比べても比較的、勉強時間が少なくても取れる資格なので、短期集中型でも十分取れる資格なのです。
1カ月の学習期間でも宅建に合格は可能!?
巷には一か月で宅建に合格しただの耳を疑うことが飛び交っています。
中には3日で合格したなんてとんでもない伝説のような話まで(笑)
3日は常人には不可能ですが、一か月なら十分可能だと思います。
ざっとの試算ですと、1カ月30日間、一日約10時間の勉強で取得も可能です。合計で300時間の勉強は確保できるので、理論的には十分に合格可能でしょう。
ですが、やはり一般的なのは半年くらいかけて勉強していくことでしょう。
それに1か月間という短期間での学習はやはり忘れてしまうのも早いと思います。もしかしたらその後の実務で支障をきたすかもしれません。
まぁ、1日10時間の勉強となると専業でないと不可能です。
となると多くの受験生は働きながらとなります。やはり問題なのは仕事やプライベートと勉強の両立です。
タイムスケジュール管理が大事だけど・・・
タイムスケジュール管理が完璧にできる人ならば、心配はないのですが、多くの人が一日を予定通りに過ごせることができないと思います。
そこは少し甘いかもしれませんが、
「ゆるく考えてもオッケー」
だと思います。
というのもはじめっからガチガチに勉強時間を組んでも、途中で挫折するからです。復活できないくらいに挫折してしまうのも本末転倒です。
完璧な人ほど、一度歯車が外れると元には戻れなくなります。
それに宅建士試験はぎっちり勉強するまでの資格ではありません。
一日どうしても勉強できない日ができたとしても、落ち込まずに明日は必ずするくらいの気持ちで十分だと思います。ただ必ず次の日は勉強しましょう。
私も結構、ぬるく考えて勉強していました。
そのせいで、最後の方は死に物狂いで勉強することになりました。
私の場合はちょっとゆるく考えすぎでした。
ただ、大事なのは、はじめっから真面目になりすぎないことです。真面目になると、勉強がより一層、重たい存在になります。
自分の明るい未来を目指して取得しようとした宅建士試験がものすごくプレッシャーに感じてしまい、いつしか勉強することを拒否してしまいます。
なので、そんなに重く考えずに、「毎日少しずつ」とでも考えておきましょう。
初めの内はマインドはこんなもんでも大丈夫です。
当たり前ですが、試験が近づくにつれて気持ちも引き締めていかなければいけません。
油断はしてはいけない!!
ただ、勘違いしてほしくないのが、決して宅建士試験自体を舐めないことです。油断してはいけません。
宅建士試験は国家資格です。
ほとんど勉強せずにとか、試験前1週間勉強するだけで合格するなどとは思わないでください。中にはそういったブログも見受けしますが、それは例外中の例外だと思いましょう。天才でもない限り、かなり厳しいと思います。
退職してだとか、プライベートの全てを勉強に変えるとかそんな必要はまったくありませんが、合格にはそれなりに継続した勉強が必要になってきます。