宅建士試験はなぜ人気資格なのか?2つの理由

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宅建士試験は人気!?受験者数を調べてみた

宅建士試験は人気の資格です。

私がかつて受験した行政書士試験の受験者数のなんと約4倍もの受験者数がいます。

宅建士試験が毎年約20万人です。それに対して行政書士試験の受験者数は4〜5万人程度です。

この数字を見ただけで、いかに、宅建士試験の人気であるかが分かると思います。

ちなみに行政書士試験は受験者数が下降気味ですが、宅建士試験はほぼ
横ばいです。人気を維持できている資格というわけです。

人気を維持できている理由

人気の背景には、やはり「就職や転職に強い」という点があげられるのではないでしょうか。

ではなぜ、就職や転職に強いのでしょうか?

宅建士は不動産業界での就職がほとんどとなります。そして、宅建業者には、従業員の中には宅建士の有資格者が一定数以上、在籍させないといけないという必置義務が課されています。

いわゆる宅建士は必置資格というわけです。

このことが宅建士の安定した雇用につながります。

この必置資格、宅建士試験のほかにどんな資格があるのかというと、わかりやすい例で言えば、ガソリンスタンドなんかの危険物乙四の資格です。乙種または丙種を持っている人でないと給油ができないことになっているはずです(確か・・・。)

つまりガソリンスタンド内には必ず、乙種や丙種の資格を持った従業員がいるというわけです。

それならば、無資格の人を雇うよりは、有資格を選ぶのは当然の話です。

それは不動産業界でも言えることでしょう。もちろん営業力が凄まじくて、過去の実績がある人なんかだと無資格でも関係ないかもしれませんが・・・。でも通常は有資格者の方が有利です。

よくハローワークの求人なんかでは、「宅建士有資格者ならば尚可」や必要な免許、資格欄に宅建士という記載が多いです。

宅建士の有資格者が就職や転職には有利となるのです。

比較的簡単な資格だから!?

そして、もう一つは宅建士試験は比較的、簡単だからです。

もちろん、まったく努力なしで受かる試験ではありませんが、それなりに努力すれば受かる試験だからです。

センスも必要ないし、才能なんて無用です。ただ、勉強時間と勉強方法さえしっかりとしていれば合格は可能です。

受験資格もなく、誰でも受験可能です。

そして、難易度の割には見返りが大きい資格なのです。

この二つが人気の大きな要因だと思います。

ただ誤解してはいけないのが、いくら簡単と言われている試験とはいえ、あくまでも国家資格です。

決して、舐めてはいけません。

毎年、油断している人が不合格になってしまいます。

実は私、FP3級も受験して合格していますが、比べてみると宅建士の方が断然、難しいし覚えることも多いです。

FP3級で苦戦した人からしてみれば、え~っFPよりも難しいの~と思うかもしれません。

ですが、両方合格した私から言わせてもらえば、両資格とも勉強時間の確保と効率のよい学習で基本的には誰でも合格できる試験だと思います。

誰でも合格できないのは司法試験とかです。

ただ、何度も言いますが、舐めすぎて記念受験とならないように注意が必要です。

このように宅建士試験は人気資格であり、転職や就職に非常に強い資格です。

人気資格の宅建士試験、取っておいて損はない資格だと思います。

ましてや、不動産業界で働いている人は資格手当などもあると思うのでなおさら取った方が良いでしょう。

もしかしたら、会社から取れと言われている人もいるかもしれません。

ぜひ取っておきたい資格の一つだと思います。

まとめ

宅建士試験はなぜ人気があるのか?二つの理由、まず一つは転職や就職に有利な資格だからです。向上心の強い、いわゆる意識高い系のサラリーマンにも人気なんでしょう。

そしてもう一つ、国家資格の中でも比較的簡単な試験だからです。

学歴も関係なく受験することができます。

ただ、舐めてたら不合格になります。ちなみに管理人の私も一度落ちています。

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