宅建士試験と言えば、過去問です。
では過去問だけで合格できるのか?誰しもが思うことです。
私も初期のころはずっとそのことを考えていました。
事前の情報としてはネット上などでも宅建は過去問のみで合格できるというのが圧倒的多数でした。
大抵の試験は過去問が大事と言われています。
私ももちろん過去問派に傾いていました。
甘い考えかもしれませんが、ちょこっと参考書を読んで、過去問演習すれば、簡単に合格ラインまで得点できるべと思っていました。
そのくらいにしか考えていませんでした。
ですが、勉強を進めていくうちになんかちょっと違うなと感じてきました。
予想模試も取り入れることもオススメ
そして、臆病なとうとう私は市販の予想問題集というのも導入しました。
結果、本試験は40点という高得点?で合格しました。
つまり私は過去問演習+予想模試で合格できたのです。
そのため、正直過去問だけで合格できたとも言い切れません。
ただ、もう一つ気になる点がありました。
それは本試験後に感じた違和感です。
これまで、必死にやってきた過去問演習なので、当然試験中も「あっ、これそういえば、やったことあったな」とか、いわゆる既視感があってもいいはずです。
そういうのが試験直後でもあまり感じなかったということです。
つまり、何が言いたいかというと、過去問は士業になってからはあまり通用しなくなったのか?
という疑問が生じたということです。
もしかしたら、もっと何年も前までさかのぼって過去問をやっていれば、また違った結果になったのかもしれません。
ちょっと試験後に過去問に対する絶大な信頼が揺らいだのは確かです。
私が思う、最良の勉強方法というのが、
テキストの内容は把握→過去問演習+アルファで、予想問題集という応用の聞いた学習もするということです。
それが無難ではないかと思います。
過去問は大事だけれども・・・
過去問も何年分やるかにもよると思いますが、過去問だけで合格できるとは限らなくなってきている、あるいわ今後はもっと、過去問のみで合格できるとは言えなくなるのではないでしょうか。
ですが、そう言っても過去問は過去の本試験です。
もっとも本試験に近い試験であることには変わりありません。
宅建士試験においても他試験においても必須の勉強方法です。
それは忘れてはいけません。
たとえ、まったく同じ問題が出なくなったといても、当然に似たような問題や応用は出るはずです。
そして過去の本試験なので、実力を測るには最高の問題集だということです。
通常、過去12年分の過去問をやったとして、すべての年度で合格レベルに達している人がその年の本試験で不合格になるとは考えられないでしょう。
よっぽど不運だったとしか言えません。
ということで、過去問題集が試験勉強の軸であることは変わりません。
ただ、今後は+アルファが必要となってくるでしょう。
これが私の考えです。
特に民法なんかは事例問題ないて、作ろうと思えば何通りもの問題が作れるわけですから、過去問が使いまわされるということ自体少ないと思います。
そうなってくると、沢山の問題を解いて、慣れておく必要があると思います。
過去問を繰り返し勉強していると、問題や答え自体を覚えてしまうということになりがちのなので、真の実力が測りづらいという点もあります。
例えば、一回目30点、二回目38点、3回目41点、4回目45点・・・
と上がっていたったとしても、本試験で45点とれる実力があるかと言われると微妙ということです。
では、これが予想模試、まったくの初見の問題で、1回目で40点とれたとなると、よほどその予想模試が本試験のレベルとかけ離れてなかったら、本試験でもそれに近い得点が取れるはずです。
合格圏内の実力を持っているということなるでしょう。
まとめ
現在も過去問演習という勉強方法はまだまだ有効的で、効果的な学習であることは間違いありません。
ただ、過去問だけで合格できるかどうかはわかりません。
過去問だけでは不安、もう過去問は何周も何周もやりつくしているという人は、
市販、あるいわ予備校などの予想模試の導入することがオススメです。
初見の問題に多く出会うことで、真の実力がわかります。
とくに民法などは実力で解けるようにならないと得点は安定しません。