資格試験だけではなく、誰もが調子を振るわないという時期があります。例えば、仕事でミスが連続してつづくなどです。俗に言うスランプというやつです。
仕事やスポーツなどのスランプはよくわかりませんが、試験で得点が伸びないというスランプは何も不調ばっかりのサインではありません。
意外と好調のサインであったりもします。
なので、得点が伸びないからといって悩み過ぎる必要はありません。
それはどういうわけかというと、確かに得点上は伸び悩んだり、低迷したりと結果としてはさんざんです。
ですが、これはある意味迷いが増えたからとも言えます。つまり知識が増えたから迷うのです。
初めAという知識しかなかった人がAに似た知識Bが増えたことにより、選択する際に迷うのです。
別の意味ではスランプは順調に知識が増えている証拠でもあるのです。
あと一歩というわけです。スランプを抜け出すと一気に好調になり、得点が上がるという現象がありますが、増えた知識がより強固になるからです。つまり、あやふやだった知識がしっかりとしてくるというわけです。
なので、スランプは必ずしも悩むべきことではないのです。
私もいろいろなスランプがありました。行政書士試験のときはもちろん、宅建士試験でもスランプはありました。
苦しいときこそ踏ん張りどきなのです。
踏ん張った結果、合格することができました。
スランプは正直、きついです。ですが、このように一見不調に見えて好調だったりもするので、あまり気にしないことが大事です。
そして、必ず抜け出せると思ってください。
そのためにも勉強を続けてください。もし、続けることができれば、合格も近づいてくると思います。
すべてにおいてそうですが、何も苦しい状態がずっと続くわけではありません。
最初に参考書を開いたとき、そして難しい論点や条文にぶつかったとき、諦めたくはなりますが、あきらめたらそれで終わりますが、あきらめずにやりきれば必ず抜け出すことができます。
その精神は非常に大事です。