宅建士試験の基本書となるテキストは大抵がページ数も多く、ものすごい分厚い一冊にまとめられたものです。
それはそれで良いといえば良いのですが、勉強が久しぶりの人からしてみれば、あまりに分厚いとモチベーション的にはダダ下がりなわけです。
もちろん、合格するにはそんだけの情報量が必要ということなんでしょうが、参考書の厚みによっては勉強しなくなるという可能性もゼロではありません。
そこで科目ごとに分冊化されたものがあったらいいなぁと思った経験はないでしょうか?
そんな都合の良いものはないのかと言われたら、もちろんあります。
とはいえ、分冊化されたテキストは少ないのが現状です。
というのも私自身、行政書士試験合格者であったため、すでに学習済みである権利関係の分野がどうしてももったいなく感じてしました。ちなみに民法は宅建の半分程度のページを占めています。
そのため分冊化されたものを求めて探していましたが、やはり、少数派の参考書であるため探すのに苦労した経験があります。
ところで、一冊にまとめられたものと分冊化されたものどちらが良いでしょうか?
個人的にはやはり分冊化のもをオススメします。
私は分冊派です。
私は分冊化されたものが良いと思います。
まずはその理由の一つに挙げられるのが、一冊、一冊が非常に薄くなるからです。
受験生のモチベーションを奪うのはやはり分厚い参考書です。
それが、科目ごとに薄いとなるとそれだけでもやる気に差が出ると思います。
例えば、今日は宅建業法をやろうとか、明日は税その他をやろうとか、科目ごとにも勉強しやすいでしょう。
そして、もう一つの理由は持ち運びしやすくなるという点です。
もし今日は権利関係だけ勉強しようとなったときに、その1冊だけを持ち運べばいいだけです。
そんなの大した支障にならないだろうと思う方もいるかも知れませんが、結構分厚い基本書の持ち運びって不便だったりします。
カバンの中がかさばったりもします。
また、あの分厚さだと、ページを開いたり閉じたりするのに不便さがあります。辞書なみの参考書を常時めくったり閉じたりしていたら、地味に使い勝手が良くありません。
ページをめくる早さも学習する上では非常に重要になってきます。あまりにも遅いとストレスになるからです。
これらの理由からも分冊化された教科書がオススメです。
中でも私が毎度オススメしているテキストが、こちらです。
タキザワ宅建予備校のテキストがオススメ!!
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値段も4000円以内と一般的ですし、大きめのB5サイズなので書き込みなどもできます。
初学者にはこの参考書がオススメです。
情報の一元化が大事だとも言われているので教科書にいろいろ書き込みやすいのは大きなメリットといえるでしょう。
私はこのタキザワ先生の分冊された小さい方のテキストを使用していました。動画とも連動していて、わからない部分の学習には役に立ちました。
そしてもとより不要な民法は必要なかったので安上がりでした。
やはり私のように行政書士試験合格者からしてみたら、民法のテキストは今更といった感じになると思います。基本的には分冊化を探している方が多いのでしょう。
他の分冊化されたものもあったのはあったのですが、やはり結局、分厚い基本書一冊よりも高くついてしまうことが多かったため、こちらのものを買いました。
ちなみに私が買ったのはこのタイプです。
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全部各1000円以下で買えるので、全部そろえても3000円くらいにしかなりません。
そして、この参考書の最大の特徴は動画講義付きです。
なのにコスパもよく、普通の一冊の基本書買うのと同じくらい、むしろちょっと安いくらいだと思います。
さらに重要なところは赤文字となっているので、赤シート対応です。
必要な語呂合わせや図表など多用されているので初学者にも大変わかり易い内容となっています。
ちなみに行政書士試験合格者ならば権利関係以外の2冊買えばいいので2000円くらいで収まります。
不動産登記法や借地借家法や区分所有法あたりはネットなんかでカバーしてください。
本当に動画講義付きなのが非常にありがたいです。
やはり独学者の弱い部分は耳で聞くということです。
目で見て、読んでとなるとどうしても限界があります。一人で学習するには、非効率な場合が多いです。その点、予備校のような動画付きなのは初学者にしてみればかなりありがたいと思います。
はっきり言って買って正解でした。十分に合格できるだけの知識が詰まっています。