宅建士試験合格後に、再度過去問に挑戦してみたのは始めてでした。
なぜ再挑戦しようと思ったのか?
それは現在、管理人である私が司法書士試験合格を目指して猛勉強しているからです。
それで、実力試しのつもりで試験科目が被る、民法や借地借家法や不動産登記法に再挑戦してみました。
実力試しになるかどうかはわかりませんが、とにかくやってみました。
結果は・・・・
ほぼ満点です。
民法などは以前から7、8割は取れていたので大したおどろきはありませんでしたが、不動産登記法は別です。
あんだけ苦戦していた科目だったのに・・・・・
司法書士試験の勉強をしただけで、しかも司法書士の不動産登記法だって全然完璧でもないのに・・・・問題がすらすら解けるという現象にただただ驚いています。
さすがは司法書士試験です。
レベルが違うということです。
まさに体感しました。
そして、同時に恐怖へとかられました。自分なんて試験に挑戦しようとしているんだと。
宅建、受験時代は本当に不動産登記法が苦手でした。
本試験でも実は得点のチャンスを逃しています。それぐらい苦手科目の一つで、せいぜい1問くらいしか出ないし、捨て科目にしようかなと途中から思ったくらいです。
ただ、宅建受験決意時にはすでに司法書士試験受験も決意していましたので、宅建は司法書士の前哨戦くらいの気持ちで受けました。
そして、前哨戦という意味もあり、特に試験で被る、権利関係はしっかりと司法書士レベルまで上げれば、司法書士受験勉強も楽になるのでは?という思惑があったのですが・・
結局、怠けもの管理人は理想通りにはいきませんでした。
ということで今現在、民法と不動産登記法は鬼のように勉強しています(笑)
とにかく、今回の何気なくやった遊び感覚での宅建の過去問でわかった大事なことが二つ。
それはまず、宅建のレベルは司法書士試験に比べたら、幼稚園レベルということ。
少し大袈裟かもしれませんが、本当に差は大きなということです。
不動産登記法で言えば、宅建で問われる内容は総則の本当に基本中の基本のところなんだなというのがわかりました。
これが司法書士になると実際権利関係なども含めて登記できるようになるレベルまで勉強します。
まずこれがわかったこと一つ目です。
そして二つ目。
司法書士合格者は権利関係満点は恐らく取れるということです。
といっても、わずか14点くらいしかありません。そのため、言い換えれば司法書士合格者であるからと言って、必ずしも宅建に合格できるとは限らないということです。
以上、今回の挑戦でわかったことです。
最後に自分がいかに成長しているかがわかり、うれしかったです。