宅建士試験、必ずしも実力だけで合格するわけではありません。
当然、運も必要です。
もちろん、実力が十分にある人であれば、運はほとんど問題になることがありません。
では宅建士試験はなぜ、合否にラッキー要素が絡んでくるのでしょうか?
宅建士試験に合格するには運が必要!?
ここでいう運というのはどんなものがあるのでしょうか?
ヤマを当てるのも運ですし、マークシート式の4択の中からまったくの山勘で正解肢を引き当てるのも運です。
ちなみに宅建士試験は4択なので全くのヤマ勘でも25%の確率で当たることになります。
数字だけ見ると、結構大きな数字だと思います。少なくともパチンコやパチスロを1回転で大当たりを引くよりも確率は良いでしょう。
そして、これが2択まで絞れていたとなると50%に上がります。コイントスしてウラ表の確率と同じになるわけです。
当たり前ですが、山勘についてはほとんどの方がまったくわからないという問題に遭遇するはずなので、どれが正解肢かはまったく検討もつかないということになります。
そんなとき4分の1を引き当てれるか、これは運の他ありません。(選択番号ごとに多少の確率差はあります。1が正解の確率は低いようです)
そして、その一問が実は合否を分ける問題だったということは少なくないことです。
ちょっと古いようですが、昔流行した漫画の主人公、ラッキーマンなら全部運で合格できるかもしれませんが、そんなに運を持ち合わせてるいる人はいないと思います。
第一に運のみで合格できるとなると、国家資格の信頼が揺らぐことになるでしょう。
しかし、勘もまったく試験合格の要素でないかというと、冒頭で説明した通り、勘によって合否が分かれることも多々あるとおもいます。
特に他の士業は5択が多い中、4択という宅建士試験はその傾向が強いと思います。
宅建士試験合格を勝手に分解すると
実力8割、運2割
くらいでしょう。わずか1点で泣く人笑う人はごまんといるはずです。初年度の受験の時の私はそうでした。
その差は運であることが大半だとおもいます。
では運を付けるためにパワースポット巡りをすればいいのか?
超能力、透視能力を学べばいいのか?
なにもそういうことは言っていません。
運で合否が分かれても、それを受け入れることが大事だということです。
運も実力の内というわけです。
もし受け入れないといういうならば、それは簡単です。対処法は一つ。
実力で合格ラインを余裕でオーバーして合格するしかありません。
そのような状態まで実力を高めたら、運がどうのこうのまったく問題ではなくなります。
行書はギリギリで合格しましたが、宅建は基本的に満点を狙うのが正攻法だと思います。
そして満点に近い得点で合格することも、ある程度きっちりと勉強すれば、十分に可能だと思います。
そこまではいかなくても、高得点を狙うくらいは十分可能です。
運で合格を左右されるのが嫌だという人はしっかりと学習計画を立て、全科目網羅して、さらに深い知識まで定着させればいいだけの話です。
そして、市販の過去問や模試、予備校の公開模試なんかでも安心できるくらいの得点や合格判定をゲットしておけば、まず不合格となることはないと思います。
合格するのにギリギリの実力しかないという人は運要素がかなり強いと思ってください。