どうやら宅建士試験にも裏技というものが存在するようです。
私が学生時代に公務員試験を受けようとしたときにこのような裏技本を買った記憶があります。ちなみに裏技を全面的に使うことなく、合格することができましたが、訳合ってその進路には進みませんでした。
そんな私の経歴はどうでもいいですが、宅建士試験も公務員試験も人間が作ります。多くの試験というのは今のところ人間が作ることになっています。
将来AIが作成した試験なんてこともあるかも知れませんが、まだまだ先のことだと思います。
人間が作る試験ですから、それなりに誤選択肢には特徴が出るのは当たり前といえば当たり前です。
その人間の癖を見破るというのが大抵の裏技の内容です。
今回はその裏技について、管理人の考えを書いていきたいと思います。
裏ワザってどんなもの?
そもそも裏ワザってどんなものなんでしょうか?
具体的な例を一個だしてみましょう。
有名どころでいえば
「かならず~しなければならない」「すべて~である」という選択肢は間違いの可能性が多いという裏技です。
これは例外を完全に否定することは少ないからという理由で誤った選択肢になるというような内容です。
これは非常に有名な裏ワザなので、知っているという人は少なくはないと思います。
これが邪道なのかというと・・・
私の意見はこうです。
否定的ではないけど、肯定的でもない
確かにこういった知識が事前にわかっているのとわかっていないとだったら、当然わかっていたい方が良いと思います。
ただ・・・
これは正解肢がまったく見当がつかないとき、絞り込めないときに利用すべきというのが私の考えです。
すべてを裏技に頼るのはどうかと思いますし、仮に裏技だけで合格できたとしてもうれしいですか?
そして、合格後に困ると思います。それは真の実力ではないからです。カンニングとはまた違いますが、ちょっと邪道のような気がします。
ですが、わからない問題が出て、このような裏技に当てはめることができるのであれば、使うべきだと私は思います。
それは一種の受験テクニックといえるでしょう。
私の場合もまったく見当がつかない、力及ばずの問題が出題されたときは、なるべく1は選ばないようにするだとか、選択肢を別の角度から見るようにすることで、少しでも正解率を上げようと、ちょっとした抵抗や努力はします。
もちろん、その1点で合格できれば、それはそれでラッキーだからです。
宅建士試験は一点で泣くか笑うかが決まるシビアな試験です。
一点を泥臭く、貪欲に取りに行くことが非常に大事になってきます。
ですが、裏ワザに最初っから頼ろうという気になりません。
というよりもそんなこと思いつきもしませんでした。
あくまでも検討もつかないような問題に出くわしたときだけです。
裏技だけで合格できるのか?
裏ワザだけで合格できるのかと言わればやったことがないので確かなことは言えませんが、人間が作る問題である以上、こういった欠陥があるのは当然に考えられます。
そこを突く、裏技の存在はまったくウソではないですし、不思議なことではないと思います。
ですが、いくらマークシートとはいえ、国家資格です。
全部裏技で合格できるほど甘くはないと思います。
もし仮に合格できたとしても、うれしいですか?
カンニングとまでは言えないと思いますが、実力がない状態で合格したとしてもそれは偽りです。
それは真の実力で合格したものとは違うわけです。
そうなってくると結局は実務をやるうえで苦労することになります。例えば、重要説明の内容がわからなかったり、提示しなければいけないものを提示しなかったりするでしょう。
そして、努力して合格したわけではないので、達成感もほとんどないと思います。
それならば、結果は不合格でもまともに勉強して挑戦した方が気持ち良いと思います。
そこをまず考えたら良いと思います。
まとめ
宅建士試験は裏技だけで合格するのはかなり厳しいということです。
ただ、得点をアップするのにはある程度効果あると思います。ただ、裏技だけに頼り切るのではなく、あくまでも予備知識として押さえておく程度が良いでしょう。
分からない問題に出くわしたときに、正解率が少し上げるためのテクニックくらいで押さえておきましょう。