ところで宅建試験の合格率ってご存知でしょうか?
宅建士試験の合格率は例年15%前後で推移しています。
えっ!?15%しかないのと思った人もいると思います。
高くて自分は合格なんて無理だ!!!そう思うことは一切ありません。というか資格試験の合格率はさほど気にしないでください。
なぜならば、自分が勉強して合格基準点が上回れば100%合格できるからです。
合格率が50パーセントであろうが、5パーセントであろうがそれは同じです。
ちなみに行政書士試験が10%前後、司法書士試験は3%前後と宅建士試験よりは合格率が低いです。
合格率が低い=試験が激ムズとは必ずしもそうはなりません。安心してください。
実は宅建試験の合格率は高い!?
そして、この15%が高いのか、低いのか?
個人的には宅建士試験の合格率は高い方だと思います。
先ほどの例で上げたように、もっと低い試験はあります。
そして、宅建士試験の分母が優秀の人のかたまりとは言えないからです。ちょっと失礼かも知れませんが(笑)
皆さん、こういう話を聞いたことはないでしょうか?中学までは成績優秀でクラストップだった人が進学校に行った途端、埋もれてしまうという話を。
これはよくある話だと思います。
それと同じことで、分母が大事だということです。所属する集団によってはトップにもなれるしビリにもなるということです。
つまり、宅建士試験はこの話で言う地域というだけで集められた中学です。なので、誰でもある程度努力すれば、クラス上位(合格)に行けるわけです。
このように難易度的には大したことありません。さすがに国家資格なので簡単とまでは言えませんが・・・。
真面目に勉強して、よほど非効率な勉強方法をしない限りは誰でも合格できる資格だと思います。特に思考力もいらないと思います。知ってるか知らないかそれだけだと思います。
当然、数学のようにセンスなんて関係ありません。
IQなどの潜在的な能力も必要ありません。
しっかりと時間をかけて勉強してきたものが合格する!!
非常に公平な試験だと思います。IQの高い人しか合格できないメンサ会員になるよりはるかに簡単だと思います。
とにかく、合格率なんかは気にしないで下さい。
これは努力でなんとかなる試験全般に言えることだと思います。他の試験もそうですが、大抵の試験は努力で何とかります。同じ人間が作った試験です。天才だけが考えて作られた試験ではありません。
そんなことよりも自分には勉強する時間があるのかどうか、そしてテキストなどをそろえるための費用、受験料があるのかどうかまずはそこを気にしましょう。
後者はちょっとしたジョークですが、前者は非常に大事なことです。
不合格者のパターンは、やれる時間があったのに勉強しなかった人、学習時間が全然取れないくらい忙しいの受験を決意した人です。
どう頑張っても物理的に学習時間がまったく取れなければ合格することができません。
これは受験申込の時点で決まっています。
別の言い方をするならば、
「忙しくて勉強できないのなら受けるな!!」
というわけです。
まとめ
まとめると、宅建士試験の合格率は気にしないことです。合格率を考えるよりもまずは自分に勉強する時間があるのか?それを考えてください。
宅建士試験の合格までの必要時間は200時間~300時間と言われています。試験までにその勉強時間を確保できるか?まずこれを確認してください。
そう大した数字ではないので、よっぽどブラック企業に勤めていて、休日もプライベートなく仕事をしているという人でない限りクリアできると思います。
合否を分けるのは勉強時間が取れるのか取れないのか間違った勉強法をするかしないかです。