宅建士試験、ギリギリで合格を狙うより、満点を狙いましょう。必ずいるんですよね、何事にも最小限の力でのぞみたいという人が・・・・
私です。
全力で望むというのが本来の姿でしょうが、私は生まれつきの怠け者なので許してください。
しかし、こんな私ですが、宅建士試験だけは満点を狙っていきました。
あくまでも気持ちはということです。
実際には、本試験は自己採点で40点という結果でした。
宅建士試験は満点を狙わないといけない理由
宅建士試験は満点50点です。一問一点です。一問一問、同じ点数です。
これによって、まず一問の重みはまったく一緒ということになります。
当たり前のように感じるかもしれませんが、他試験だとそうでない場合もあります。
あとは各科目ごとの出題数に偏りがあるのみです。ご存知かと思いますが、宅建業法が群を抜いて他の科目よりも多く出題されます。
このことより、宅建業法を重点的にやるのは当然のことです。
一番配点の高い科目を中途半端にするのは自殺行為です。不合格にしてくださいと懇願しているのと一緒です。
では宅建業法さえやればいいのかということになるのか?
もちろん、他の科目を捨てるのは無謀すぎます。
なぜならば、宅建業法のみではパーフェクトでも20点にしかならないからです。
合格基準点は35点くらいです。毎年変動はしますが、だいたい7割程度の正解が必要です。
あと15点分どうするか?
勘ですべてやったとしても、単純に算数しても7点くらいから8点くらいにしかなりません。そしてこれも不確かです。
ほぼ、ヤマ勘だと確率どうりにしか得点できません。できたとしたら、奇跡といえるでしょう。それか何か別の力があるかです(笑)
第一にいくら勉強したからと言っても宅建業法で満点とるのは至難の業かと思います。あまり現実的ではありません。
結果、満点を狙っていくということになります。
冒頭でも説明しましたが、管理人の私の場合は本試験の自己採点40点という結果になりました。捨て科目基本なしです。
まったくを手を付けなかった科目はなしという意味です。
もし、これが何かの科目を捨てていたら、合格基準点に満たない可能性もあったと思います。
ということで、宅建士試験をギリギリで合格を狙うのは非常にリスキーな賭けといえるでしょう。
捨てる必要性がないから捨てない!!
基本的に宅建士試験は、「労力の割には・・・」という科目があまりありません。
逆に「こんだけの労力で・・・」というラッキーな科目もあります。例をあげれば、宅建業法、農地法などがあります。
だからそもそも捨て科目を作る必要性はないのです。
私も完全に捨てた科目はありませんが、深くまで学習しなかった科目はあります。
土地区画整理法です。これだけはどうしても理解ができずにあまり力を入れることができませんでした。
ここで言う満点を狙っていくという意味は、何も全科目力を入れて、完璧にするというわけではありません。
まったく手を付けない科目を作らないという意味です。
つまり、力の入れ具合は各科目違ってもいいけど、全科目手を付けるということが大事だということです。
もちろん、各科目を完璧に習得して本試験にのぞむのが一番、合格しやすいわけですが、それではあまりにも時間がかかってしまいます。それならば、力の入れ加減を調整した方が、効率的です。
大事なのは配点が高い科目に注力すること、そして全科目に必ず手を付けること。
この2つです。
まずはその点を頭に入れておいてください。