宅建士試験でやっかいな科目と言えば、民法と法令上の制限ではないでしょうか。
私も苦手でした。好きか嫌いかで言えば圧倒的に嫌いな科目でした。
苦手と思われている受験生も多いかと思いますが、宅建士試験は捨て科目を作らないが基本なのでそうもいってられません。
ということで、法令上の制限の特徴とポイントを見ていきましょう。
法令上の制限の特徴とポイント
まずは法令上の制限はどんな科目なのか、細かく見ていくと、出題数は例年8問となっています。
内訳は・・・
都市計画法2問、建築基準法2問、農地法1問、国土利用計画法1問、土地区画整理法1問、宅地造成等規制法1問となっています。
もちろん、2問出題されるところは重要な所、かつ勉強するところが多いということになってきます。
全体的な特徴として、用語が難解です。
お役所ごとということもあって一般人にとっては耳慣れない用語が沢山出てきます。そして数字も多いです。
なので、まず用語と数字を覚えることに苦戦すると思います。
そこは語呂合わせなどを使って覚えておきましょう。
そして、それぞれの法律で似たようなことが多いのでこんがらがってしまうことが多いと思います。
自分がまずどの法律を今勉強しているのか、気にして下さい。
国土利用計画法出てくる2000㎡未満など、どの法律の数字なのかをはっきりさせる必要があります。私も混乱したことが多かったです。
そして、ひっかけに注意してください。
ひっかけ問題も少なくないのがこの法令上の制限です。まずは飛びつかずに良く精査してから正解の選択肢を選びましょう。
基本は過去問演習中心に学習を行っていきましょう。宅建業法についで過去問の焼き直しが比較的に多い分野です。
一問一答などを毎日コツコツとこなすことで点数は安定していくと思います。
まとめ
まとめると、語呂合わせの活用と過去問演習がポイントとなってきます。
理解ができずに苦しむ法律が多いと思いますが、そこは割り切ってしっかりと暗記していきましょう。
ちなみ都市計画法なんかは田舎の人ではきっと理解に苦しむと思います。
イメージが非常にしにくい法律です。多少の語弊はあるかも知れませんが、そこまで理解がなくても得点はできます。
私は今でもあまり理解できていません。ですが合格しちゃってます(笑)
農地法なんかが特ににそうです。農家の人ではない人からしてみれば何のことや?と思うかも知れません。
明確なイメージがつかなくても暗記で十分にカバーできます。
割り切って勉強することも非常に大事だと思います。