宅建士試験と同じくらい人気の資格といえばファイナンシャルプランナーです。
略してFPとここ数年の知名度も結構なものだと思います。テレビで取沙汰されたり、現役ファイナンシャルプランナーが出演して家計について解説することも多くなってきました。
一度は聞いたことがある資格だと思います。
ですが、どんな試験内容でどのくらいの難易度かまで知っている人は少ないと思います。
ちなみに管理人はFP3級の合格者でもあります。
なので試験内容はある程度は知っています。
では実際、ファイナンシャルプランナーがどういう資格で、宅建士試験と比較してどうなのか見ていきましょう。
ファイナンシャルプランナーという資格
ファイナンシャルプランナーというのは、簡単に言えば顧客の人生のイベントや人生設計においてのお金などの計画の相談に対して、専門知識を持って具体的なプランや見通しなどを提案していく人達のことです。※自分の言葉で表現しているので正確どうかはわかりませんが、だいたいこんなところです。
もっと簡単に言えば、保険や社会保険や税金や不動産などさまざま知識を持っている人です。
よく「お金の知識を持った人」なんて呼ばれたりします。
保険会社なんかで働いている人が多く取るようです。そのため、試験会場には美魔女が多いです(笑)
試験のレベルは1級~3級まであり、もっとも、簡単なのは3級です。
ではこのFP3級は宅建士試験と比べてその難易度などはどうなんでしょうか?
ちなみにこのFPは国家資格ではありません。宅建はもちろん国家資格です。
一体どっちが難しいのでしょうか?
FP3級に一発合格したこともある管理人がお教えします。
やっぱり宅建の方が難しい!!
圧倒的とまでは言えませんが、FPよりも宅建士試験の方が難易度は高いです。
ちなみに合格率でいえば、FP3級が80%前後、宅建が15%前後となっています。
圧倒的かも(笑)
単純に勉強時間も宅建の方がかかりました。FP3級も簡単ではありませんでしたが、勉強時間はそれほどなくても合格できました。
さらにテキストに関しても、FP3級は1冊のテキストのみで合格できたと記憶しています。
金額にしてわずか2000円程度です。
財布にも優しかったです。
一方、宅建士試験はテキストもそれ以上かかりましたし、時間も結構かかりました。
FPではテキストだけでしたが、宅建になると、スマホアプリなどスキマ時間でできるものまで導入しました。熱心さでいっても宅建の方が上です。
でも、fp3級試験は誰でも受かる試験ではありません。
ただ簡単であることは間違いありません。
宅建士試験と被る部分も・・・・
ファイナンシャルプランナーの勉強は不動産に関してのことも出題されますし、税金のことだったりと宅建と被る部分もあります。
ただ、宅建と違う決定的な違いといえば、幅広く浅く出題される点です。
つまり専門性は必要ないということです。
すべてのことがまんべんなく出題されるというイメージです。求められる知識はさまざま分野に及ぶので、一件難しそうに感じると思いますが、実際求められるレベルは大したことありません。
私が一発合格した3級は特に基本的なことが出題されるようです。
できれば、宅建の合格者ならば多少はFPも有利になると思うので、少しでも興味ある方は受験を検討してもいいと思います。
取っておいて損のない資格だと思います。
ダブルライセンスとして活躍もできるかもしれないですし、名刺に書ける肩書は多いに越したことはありません。
信用性が増します。
そして、お金に関する知識なので、自信の将来設計や保険に関する知識もつくので実生活でも役に立つことも多いと思います。
主婦の方も、自分の知識向上のため、家計の知識のために取得するのもありだと思います。
年に数度ある試験が魅力の一つ!?
そして、もう一つファイナンシャルプランナーの資格をオススメする理由を挙げさせていただくならば、一年に数度、試験があるというところです。
例年、3回ほど試験が実施されます。
ということで、基本的には思い立ったらすぐに受験することができます。宅建士試験よりも多くのチャンスがあるというわけです。
受験勉強期間も半年とか1年とかそこまでのレベルではないので、要領の良い人ならば、1カ月程度、短期集中すれば合格可能だと思います。
そして万が一、不合格の場合でも次の試験まで1年待つ必要はなく、直近で次の試験に挑戦すればいいだけです。
そこが宅建士試験との大きな違いになります。
ただ注意が必要なのはその何度も試験があるという安心感からの慢心です。
宅建士試験同様、舐めてたら落ちます。